「動画制作にはどんな種類があるのか?」
「実写とアニメーションのメリット・デメリットは?」
動画制作の相談を受けていると、こうした声をよく聞きます。
実際、動画制作という言葉には、実写・アニメーション・3DCG、さらに用途別のジャンルまで含まれており、初めて検討する方ほど混乱しやすい領域です。
動画制作・映像制作サービスを提供している私たちCINEMATO(シネマト)の現場でも、
「とりあえず映像を作ったが、思ったほど使われなかった」
「作って終わりになってしまった」
という企業様の失敗談をこれまで何度となく聞いてきました。
こうした失敗の理由の1つが、動画制作の“種類”を整理しないまま進めてしまっていること。
動画は、作り方そのものよりも、「何のために作るのか」「どこで使うのか」で価値が決まります。
本記事では、
- 動画制作の基礎となる3つの表現手法
- ビジネスで使われる15の動画ジャンル
- 動画制作会社だからこそ話せる外注先の失敗しない選び方
を、できるだけ実例ベースで解説します。
目次
動画・映像制作の種類は「表現」×「目的」の掛け合わせで決まる
動画制作や映像制作で最初にやりがちなのが「実写で作りたい」「アニメーションが流行っているからアニメで」など表現手法ありきの判断です。
一方、私たちCINEMATOの制作現場では表現手法は“最後に決める”ことがほとんどです。
動画制作の企画段階ではまず「この映像は、何のために存在するのか?」を必ず言語化します。
- 商品を知ってもらうため
- 採用で共感を得るため
- 業務を効率化するため
この動画制作の目的(用途)が決まって初めて、「それなら実写がいい」「ここはアニメーションのほうが伝わる」という判断ができます。
動画制作の種類は、「どう作るか(表現)」×「何に使うか(目的)」の掛け合わせで考えると整理しやすくなります。
【表現手法】動画制作の基礎となる3つの種類
動画制作の種類を理解する上で、まず押さえたいのが「どんな見た目・作り方で伝えるか」という表現手法の違いです。
現在、ビジネスシーンで使われる動画制作は、大きく分けて次の3つの種類に集約されます。
- 実写動画
- アニメーション動画
- 3DCG動画
大切なのは、この3つの「どれが一番いいか」ではなく「どれが目的に一番合っているか」です。
同じ商品紹介動画の制作でも、
- 信頼感を出したいのか
- 仕組みを説明したいのか
- インパクトや先進性を打ち出したいのか
で、最適な表現は変わります。
最近では、「1つの表現手法だけで完結させない」設計も増えてきました。実写にアニメーションを重ねたり、実写映像の一部にCGを使ったりと、動画制作の目的に応じて“混ぜる”ことも増えています。
上記を前提に、それぞれの表現手法の特徴を確認しましょう。
1. 実写動画
実写動画は、人物・場所・商品など、実在するものを撮影して制作する動画です。
テレビCMやWeb CM、会社紹介、採用動画など、最も一般的で使用頻度の高い種類と言えます。
「まず実写で考えたい」という相談も実際に多いものの、なぜ実写が良いのか?というと何となくというケースもまた多いです。
実写動画の特徴・メリット
実写動画が強いのは、次のような要素です。
- 人の表情や声のトーン
- 現場の空気感や雰囲気
- 商品の質感やサイズ感
言葉やイラストで説明するよりも、これらを直感的に伝えられるのが実写動画のメリットです。
特に、「会社紹介」「採用動画」「お客様の声・導入事例」といったジャンルでは、「誰が語っているのか」が見えるだけで、視聴者の安心感は大きく変わります。
💡CINEMATOワンポイントアドバイス
“顔が見える”と信頼のハードルは一段下がる
私たちが制作現場でよく感じるのが、採用動画や会社紹介動画では、内容よりも“人”を見られているという点です。
同じ言葉でも、少し照れながら話しているのか、間を取りながら話しているのかなどで、受け取られ方も変わります。
「話が上手か」よりも、その人らしさが伝わるかどうか。実写動画が持つ一番の強みは、ここにあります。
実写動画が向いているケース
実写動画は、次のような用途と特に相性が良いです。
- 会社紹介動画
- 採用動画・社員インタビュー
- 店舗・施設紹介動画
- 有形商材の商品紹介
- 導入事例・お客様の声
一方で、「サービスの仕組みが複雑」「無形商材で見せるものが少ない」といった場合、実写だけでは説明が難しいこともあります。その場合、「実写で信頼を作り、途中からアニメーションで説明する」といった役割分担をすることで、動画の完成度を高められます。
実写動画制作の注意点やデメリット
実写動画はメリットが多い一方、次のような注意点・デメリットもあります。
- 撮影日程や天候に左右される
- キャストやスタッフの手配が必要
- 修正や撮り直しが簡単ではない
そのためCINEMATOでは、「実写でしか伝えられない部分はどこか?」を整理してから、構成を組み立てます。
ここを曖昧にしたまま撮影に入ると、編集段階で「思ったより使いにくい映像」になってしまうことが多いからです。
2. アニメーション動画
アニメーション動画は、イラストや図形、文字、アイコンなどを動かして表現する動画です。
2Dアニメーション、モーショングラフィックス、ホワイトボードアニメーション、ストップモーションなど、表現の幅が非常に広いのが特徴です。
CINEMATOへの相談でも、「実写だと説明しづらいのでアニメーションにしたい」「サービスの仕組みを分かりやすく見せたい」という企業様のニーズは年々増えています。
特に、Webサービス・SaaS・IT・システム・無形商材といった分野では、アニメーション動画が主役になることも珍しくありません。
アニメーション動画の特徴・メリット
アニメーション動画のメリットは、「見えないものを、見える形にできる」点です。
- サービスの流れ
- 仕組みや構造
- Before / After
- データや数値の変化
こうした要素は、実写で再現しようとすると、どうしても説明的になったり、分かりづらくなったりします。
アニメーションなら、「必要な情報だけを抽出して、順番に見せる」ことができ、視聴者側の理解スピードも速いのが特徴です。
また、撮影が不要なため、
- 天候に左右されない
- キャスト手配がいらない
- 修正が比較的しやすい
といった点から、制作費用や納期をコントロールしやすい点もメリットです。
モーショングラフィックス/ホワイトボードアニメーションとは
アニメーション動画の中でも、ビジネス用途で特によく使われるのが次の2つです。
- モーショングラフィックス
- 図形・文字・アイコンをリズミカルに動かし、情報を整理して伝える表現
- ホワイトボードアニメーション
- 手書き風のイラストで、ストーリー仕立てに説明する表現
モーショングラフィックスは、WebサイトやSNS動画、サービス紹介との相性が良く、短時間で要点を伝えたいケースに向いています。
一方、ホワイトボードアニメーションは、研修動画やマニュアル、セミナー動画など、「順を追って理解してもらいたい」場面で力を発揮します。
💡CINEMATOワンポイントアドバイス
アニメーションの質は「イラスト」より「動き」で決まる
アニメーション動画で、「なんとなく安っぽく見える」「情報は合っているのに、頭に入ってこない」と感じる原因の多くは、動きの設計にあります。私たちがアニメーション動画で特に重視しているのが、イーズ(緩急)の考え方です。
すべての動きを一定速度で動かすと、視聴者には無意識に「機械的」「単調」という印象が残ります。
人や物の動きに近づけるためには、
- 出だしはゆっくり
- 中間でスピードを上げ
- 止まる直前でまた緩める
といったスピードカーブの設計が欠かせません。
この差は、「ちゃんと作られている動画かどうか」を視聴者が判断するポイントになります。
アニメーション動画が向いているケース
アニメーション動画は、次のような用途と相性が良いです。
- サービス紹介動画
- Webサイト掲載用動画
- マニュアル・ハウツー動画
- 研修・教育動画
- ウェビナー・オンラインセミナー動画
一方で、「人の熱量」や「空気感」を伝えたい場合、アニメーションだけでは物足りない場合もあります。その場合は、映像の冒頭や締めに実写インタビューを入れるなど、実写とアニメーションのハイブリッド構成にすることで、伝わり方が大きく変わります。
3. 3DCG動画(3D Computer Graphics)
3DCG動画は、仮想空間上で立体的なモデルを作成し、映像として表現する動画です。
近年では、製造業・不動産・医療・建設・プロダクト系の分野を中心に、3DCGを活用した動画制作が増えています。
私たちCINEMATOへの相談でも、
「製品の内部構造を見せたい」
「まだ実物が完成していないが、先にPRしたい」
といった企業様で、3DCG動画の制作が選択肢に上がることが多いです。
実写やアニメーションでは難しい表現を、リアルかつ立体的に見せられるのが3DCG動画の強みです。
3DCG動画の特徴・メリット
3DCG動画が得意とするのは、次のような表現です。
- 製品内部の構造や仕組みの可視化
- 実在しない状態(完成前・分解状態)の再現
- カメラでは撮れない視点からの演出
- 高級感・先進性・技術力の訴求
特に製造業や医療分野では、「見せたくても見せられない」という制約が多くあります。
3DCGを使えば、「透明化して内部を見せる」「部品ごとに分解して説明する」「動作原理をアニメーションで再現する」といった表現が可能な点がメリットです。
💡CINEMATOワンポイントアドバイス
3DCGは「全部CG」にしなくていい
3DCG動画というと、「最初から最後までCGで作る」というイメージを持たれがちですが、CINEMATOの現場では、あえて全部CGにしない判断をすることも多いです。
すべてをCG化すると、コストも高くなり、情報量が多くなりすぎて、逆に伝わらないからです。
例えば、
- 製品の外観や使用シーンは実写
- 内部構造や仕組みだけ3DCG
というように、3DCGは“補足説明”として使うほうが、視聴者の理解がスムーズになるケースもあります。派手なCGを見せたい気持ちを抑えて、「このCGは、何を理解してもらうためのものか?」を整理することが、結果的に動画全体の完成度を高めます。
3DCG動画が向いているケース
3DCG動画は、次のような用途と相性が良いです。
- 製造業の製品デモ・技術紹介
- 医療機器・医療サービスの説明
- 不動産の完成予想CG・建築パース動画
- 新製品のコンセプトムービー
- ゲーム・エンタメ系プロモーション
一方で、短納期・低予算・シンプルな説明を求める場合、3DCGはオーバースペックになることもあります。
そのためCINEMATOでは、「3DCGを使わない理由」も含めて検討するという視点を大切にしています。
3DCG制作の注意点やデメリット
3DCG動画は、表現力が高い分、
- 制作期間が長くなりやすい
- 修正コストが大きくなりやすい
- 仕様変更の影響が広範囲に及ぶ
といったデメリットもあります。
特に、「完成イメージが固まらないまま進めてしまう」と、途中で大きな手戻りが発生しがちです。
そのため、「どこまでを3DCGで表現するのか」「実写やアニメーションとどう役割分担するのか」を事前に整理することが、3DCG動画制作では非常に重要です。
【目的・用途】認知・集客・販促に活用される動画ジャンル
次に、これまで解説してきた実写・アニメーション・3DCG という表現手法が、実際のビジネスシーンでどのような目的・用途(ジャンル) に活用されているのかを解説します。
まずは、最も相談が多い認知・集客・販促(マーケティング系)の動画ジャンルです。
私たちの現場でいただく相談で最も多いのがこのジャンルで、「とにかく集客につなげたい」「商品やサービスを知ってもらいたい」などの動画制作のご相談です。
ただし、この領域でよくある失敗が、「全部説明しようとしすぎる」ことです。
① 商品紹介動画
商品紹介動画は、有形商材・無形商材を問わず、もっとも汎用性の高い動画ジャンルです。
機能や特徴、使い方、導入メリットを、写真やテキストよりも直感的に伝えられるため、WebサイトやYouTube、営業資料など、幅広く活用されます。
CINEMATOでは、商品紹介動画を企画する際、「誰が見るか」よりも「どのタイミングで見るか」を重視します。
購入検討の初期なのか、比較検討の終盤なのかによって、見せるべき情報が大きく変わるからです。
関連記事「商品紹介動画(製品紹介動画)の事例や種類・作り方・費用相場を解説」
② サービス紹介動画
サービス紹介動画は、特にWebサービスやBtoBサービスで欠かせないジャンルです。
実写だけで構成すると、「何をしているサービスなのか分からない」という状態になりやすいため、アニメーションやモーショングラフィックスを組み合わせた構成が定番です。
サービス紹介動画の制作では、あえて「全部を説明しない」という判断をすることも大切です。
動画で役割を持たせるのは、「全体像の理解」「興味喚起」まで。
細かい仕様や料金は、Webページや資料に委ねる設計です。
関連記事「サービス紹介動画の制作事例や費用相場・作り方のコツを解説」
③ Web CM・バンパー広告動画
Web CMやバンパー広告は、短時間で印象を残すことを求められる動画ジャンルで、「理解されるか」より「記憶に残るか」が重要です。
CINEMATOでは、冒頭3秒で何が起きているか分からない動画は、ほぼ見られないと考えて設計します。
- 冒頭の映像
- 音の入り
- テロップの第一声
この3点で、視聴が続くかどうかが決まります。
💡 CINEMATOワンポイントアドバイス
広告動画のゴールは「理解」ではなく「足止め」
展示会動画やWeb広告、交通広告などで、よくある誤解が「短い中で、できるだけ多く説明しよう」という考え方です。
CINEMATOが現場で何度も検証してきた結論は、広告動画の役割は“理解”ではなく“足止め”です。
何の会社か分からなくてもいい。詳細が伝わらなくてもいい。
それよりも、「なんだこれ?」「ちょっと気になる」と思わせることのほうが、次につながります。
役割を割り切ることで、広告動画の成果も出やすくなります。
関連記事「WebCMとは?テレビCMとの違い・効果・費用相場を解説」
④ タクシー広告・交通広告動画
タクシー広告や交通広告の動画は、「視聴者が見ようとして見る映像」ではありません。
そのため、動画制作では
- 情報量を極端に減らす
- 動きとテロップで意味が伝わる
- 音声なしでも成立する
といった設計が必須になります。
CINEMATOでは、“一文で言い切れるメッセージがあるか”を必ず確認します。
関連記事「タクシー広告とは?費用相場・種類・効果から動画制作事例まで」
⑤ 店舗・施設紹介動画
店舗・施設紹介動画は、実写との相性が非常に良いジャンルです。
写真だけでは伝わりにくい、導線・広さ・雰囲気を、映像なら自然に伝えられます。
特に、来店前の不安を解消する目的で使われるケースが多く、動画制作では安心感の設計が重要になります。
⑥ お客様の声・導入事例動画
お客様の声・導入事例動画は、営業や購買の後押しに直結しやすいジャンルです。
このタイプの動画で私たちCINEMATOが大事にしていることは、「うまく話してもらう」よりも「実体験がにじみ出ているか」ということです。
言葉に詰まったり、少し考えながら話している間のある映像こそ、視聴者の信頼につながります。
⑦ キャンペーン・プロモーション動画
キャンペーン動画は、短期間・高拡散を前提とした動画ジャンルです。
そのため、スピード感・分かりやすいルール・SNSでの見え方を意識した設計が欠かせません。
縦型動画やショート動画との相性も良く、TikTok・Instagram・YouTube Shortsなど、配信媒体ありきで企画することが重要になります。
【目的・用途】ブランディング・信頼構築に活用される動画ジャンル
ブランディングや広報目的の動画は、マーケティング動画と比べて短期的な成果が数値で見えづらい一方、中長期的な効果を期待して活用すべきジャンルです。
指名検索が増えたり、「どこかで見たことがある会社」という認識が生まれたり。そうした“じわじわ効く変化”の裏には、ブランディング動画の存在するケースも多くあります。
⑧ 会社紹介動画
会社紹介動画は、Webサイト・営業資料・採用・展示会など、非常に多用途に使われる動画ジャンルです。
よくある失敗が、「事業内容をすべて説明しようとする」「沿革や数字を詰め込みすぎる」こと。
CINEMATOでは、会社紹介動画を「会社の全体像を説明する動画」ではなく、「会社の入口をつくる動画」として設計することが多いです。
「細かいことは分からないけど、なんとなく雰囲気は分かった」
この状態をゴールにすることで、次のアクションにつながりやすくなります。
⑨ ブランディングムービー
ブランディングムービーは、商品やサービスを直接的に売るための映像ではありません。
むしろ、何を大切にしている会社なのか、どんな価値観で仕事をしているのかといった、考え方やスタンスを伝える役割を担います。
私たちがブランディングムービーを制作するケースでは、「正解を説明しない動画」をあえて目指すこともあります。
見る人によって、受け取り方が少しずつ違う。その“余白”や”奥行”こそが、ブランディング動画の価値になるからです。
⑩ CSR・SDGs活動動画
CSR・SDGs活動動画は、企業の社会的な姿勢や取り組みを伝えるジャンルです。
ただし、「やっていることを並べるだけ」の映像では、どうしても形式的な印象になりがちです。
ここでは“なぜそれをやっているのか”という背景を丁寧に説明することが大切です。
活動内容そのものよりも、そこに関わる人の言葉や表情を入れることで、動画の説得力は大きく変わります。
💡CINEMATOワンポイントアドバイス
ブランディング動画は「機能」ではなく「シチュエーション」で覚えられる
ブランディング動画でよくある誤解が、「自社の強みや特徴を伝えればブランドは伝わる」という考え方です。
CINEMATOでは、CEPs(Category Entry Points)──つまり“どんな瞬間に思い出されるか”を設計することを重視しています。
例えば、
- 困ったとき
- 判断に迷ったとき
- 誰かに相談したくなったとき
そのシチュエーションと会社の存在が結びつくと、ブランドは“記憶”として残ります。
機能説明を減らし、シーンや感情にフォーカスする。これが、ブランディング動画を「見られて終わらない動画」にするためのポイントです。
【目的・用途】採用・組織強化で活用される動画ジャンル
採用動画というと、「採用ページ用の動画」というイメージを持たれがちですが、採用動画の役割はそれだけではありません。
昨今の採用活動では、求職者が事前に情報を集めすぎてしまい、逆に“リアルな情報”が見えにくいという、少し矛盾した状況が起きています。
テキスト情報は多いのに、「実際に働くイメージが湧かない」という声が増えている印象です。
以下、採用や組織強化目的で活用される動画の種類を紹介します。
⑪ 採用コンセプト動画
採用コンセプト動画は、求人情報を説明する動画ではありません。
CINEMATOでは、「この会社は、自分に合うかどうかを判断する材料」を提供する映像として設計します。
- どんな価値観で仕事をしているのか
- 何を大切にしている組織なのか
- どんな人と働く可能性があるのか
こうした要素は、給与や福利厚生よりも、応募の意思決定に強く影響することがあります。
あえて言語化しすぎず、映像や間(ま)で伝えるのも、採用コンセプト動画ならではの表現です。
⑫ 社員インタビュー動画
社員インタビュー動画は、採用動画の中でも特に信頼性が高いジャンルです。
ただし、台本通りに話してもらうと、どうしても“用意された感”が出てしまいます。
なので、私たちCINEMATOでは、「話す内容は決めすぎない」「言い淀みや考える時間もカットしすぎない」ことを動画制作では意識しています。
言葉が整っていない瞬間こそ、その人らしさや本音がにじみ出るからです。
⑬ オフィスツアー動画
オフィスツアー動画は、オンライン採用が進んだ今、非常に価値が高まっている動画ジャンルです。
オフィスの広さ、働く人の距離感、日常の雰囲気。こうした情報は、写真や文章だけでは伝わりきりません。
動画で見ることで、「ここで働く自分」を具体的にイメージしやすくなります。
💡CINEMATOワンポイントアドバイス
採用動画が重要になった理由は「非言語情報の不足」
採用活動のオンライン化が進んだことで、求職者は多くの情報にアクセスできるようになりました。
一方で、空気感・温度感・人の距離といった非言語情報は、以前よりも圧倒的に伝わりにくくなっています。
CINEMATOでは、採用動画を「情報を増やすための手段」ではなく、「情報不足を補うメディア」として捉えています。
テキストでは補えない部分を、映像でそっと補完する。それが、今の採用動画に求められている役割です。
【目的・用途】業務効率化・サポートに活用される動画ジャンル
マーケティングや採用と比べると、少し目立たないのが 社内・CS(カスタマーサポート)系の動画です。
しかし、一方で、“作ってよかった”と効果を実感しやすいジャンルでもあります。
⑭ マニュアル・ハウツー(HowTo)動画
マニュアル動画・ハウツー動画は、業務効率化や属人化解消を目的とした動画ジャンルです。
操作手順、作業フロー、よくあるミスを映像で共有することで、
- 説明工数が減る
- 教える人によるバラつきがなくなる
- 繰り返し見てもらえる
といった効果が生まれます。
CINEMATOでは、マニュアル動画を作る際、「分かりやすさ」ももちろん大事ですが、同時に「止まらずに見られるか」を意識します。
完璧に説明しようとすると、どうしても動画が長くなり、結局見られなくなってしまうからです。
⑮ 社内研修・教育動画
社内研修・教育動画は、新人教育だけでなく、中途入社・異動・リスキリングなど、幅広い場面で活用されます。
CINEMATOの現場では、
- 講義型(話す人が映る)
- スライド+アニメーション
- 実演+補足テロップ
を組み合わせるケースも多いです。
「研修動画=長時間」というイメージを持たれがちですが、最近は 短時間×分割 のほうが、視聴完了率が高くなる傾向があります。
失敗しない「動画制作の種類」の選び方と組み合わせ
ここまで、動画制作の3つの表現手法と15のジャンルを紹介しましたが、最後に動画制作の種類を選ぶ際の判断軸を整理します。
「信頼」重視なら実写、「理解」重視ならアニメーション
これは、かなりシンプルですが、今でも有効な考え方です。
- 採用動画・会社紹介・導入事例
→ 実写が基本 - サービス紹介・マニュアル・研修
→ アニメーションが有効
迷ったときは、視聴者に「何を感じてほしいか」を一度言葉にしてみると、選びやすくなります。
動画制作の予算と納期から逆算して種類を選ぶ
動画制作では、「理想の表現」よりも「現実的に制作できるか」が重要な場面も多いです。
- 撮影日が確保できない
- 社内調整に時間がかかる
- 何度も修正が想定される
こうした場合、表現の種類としてはアニメーションやモーショングラフィックスのほうが、結果的に満足度が高くなることもあります。
最新トレンドも「目的ありき」で取り入れる
SNS向けの縦型動画、ショート動画、インタラクティブ動画など、映像のトレンドは次々に出てきます。
ただCINEMATOでは、「流行っているから作る」ことはほとんどありません。
TikTokで見るのか、Webサイトに埋め込むのか、展示会で流すのか。
視聴スタイルを整理した上で必要な場合だけ取り入れることがおすすめです。
動画の種類別・制作費用の相場目安(CINEMATO基準)
動画制作の費用は、業界的に不透明になりがちです。
CINEMATOでは「機材費+人件費(単価×工数)」という適正価格の積み上げで算出しており、目的と予算に合った最適なプランをご提案します。
実写動画の制作費用の相場
実写動画は「人の熱量」や「現場の空気感」を伝えるのに適しています。キャストの有無や撮影日数によって制作費用が変動します。
| 費用帯 | 内容の目安 |
|---|---|
| 80万円〜 | インタビュー動画 社員紹介・導入事例インタビューなど(1日撮影) |
| 200万円〜 | ドキュメンタリー 現場密着・ブランディング(構成・演出重視) |
| 300万円〜 | サービスイメージ・ドラマ 利用シーンの再現・役者起用・CM品質の演出 |
実写は「あとから撮り直す」が難しいため、企画・構成の詰め方が費用対効果を大きく左右します。
アニメーション動画の制作費用の相場
アニメーション動画は無形商材(SaaS等)の説明や、抽象的な概念の可視化に適しています。動きの滑らかさやイラストの作り込みで制作費用が決まります。
| 費用帯 | 内容の目安 |
|---|---|
| 100万円〜 | ピクトグラム シンプルな図記号・マニュアル動画 |
| 150〜200万円 | インフォグラフィック・2.5D 数値データの可視化・サービス紹介・モーショングラフィックス |
| 300万円〜 | 線画 (Line Art)・ハイエンド 洗練されたブランド表現・リッチな演出 |
修正がしやすい反面、「どこまでリッチにするか(動きの密度)」を決めないと、想定以上に工数が膨らむこともあります。
3DCG動画の制作費用の相場
3DCG動画は、内部構造の可視化や実物がまだない製品の表現に使用されます。専門性が高く、制作期間も長くなりやすいジャンルです。
| 費用帯 | 内容の目安 |
|---|---|
| 300万円〜 | 3DCGアニメーション 製品モデリング・空間表現・リッチな世界観 |
| 900万円〜 | 製造業向けパッケージ 技術詳細のフルCG表現+アニメーションの複合プラン |
CINEMATOでは、「本当に3DCGが必要な部分だけ使う」ことで、費用と効果のバランスを取るご提案も可能です。
業界別・用途別パッケージプラン
特定の課題解決に特化した、コストパフォーマンスの高いパッケージプランもご用意しています。
| プラン名 | 費用感・内容 |
|---|---|
| SaaS向け ライトプラン |
200万円〜 キャッチコピー+サービス紹介(1本)+機能紹介(2本) |
| ショート動画 運用プラン |
月額125万円〜 月5本の縦型動画制作(企画・撮影・編集・レポート込) |
まとめ:目的に最適な動画制作の種類やジャンルを選ぼう
本記事では、動画制作の種類を「表現手法(3つ)」×「目的・用途(15ジャンル)」という2つの軸で整理しました。
重要なのは「流行っているから」「他社がやっているから」ではなく、「この動画は、何のために存在するのか?」を最初に決めることです。
CINEMATOの現場でも、成果が出ている動画ほど、設計段階にしっかり時間をかけ、動画制作の目的を言語化しているという共通点があります。
動画は、作ること自体がゴールではありません。使われて、伝わって、初めて意味を持つコンテンツです。
自社に合う動画の種類が分からない企業様へ
- 実写とアニメーション、どちらを選ぶべきか迷っている
- 予算内で最大限効果を出したい
- 動画を作ったが、うまく活用できていない
そんな場合は、一度立ち止まって整理するだけで、方向性が見えることも多いです。
CINEMATOでは、いきなり制作に入るのではなく、「どの種類が、どの目的に合うのか」を整理するところからサポートします。
自社に最適な動画制作の種類を知りたい方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
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