採用動画の導入を検討していて「料金相場を知りたい」「制作費用を抑えたい」方に向けた記事です。
採用動画制作にかかる費用を検討するのであれば、動画の種類別に相場を知ることがポイントになります。採用動画と言っても、動画の種類や尺、演出方法によって料金相場に違いがあるためです。
この記事では採用動画の事例と共にそれぞれの料金相場、制作期間などを紹介しています。加えて、採用動画の制作費用を抑えるコツまで紹介していますので、ぜひご覧ください。
まず、採用動画の種類別に料金相場と、制作期間の目安を確認していきましょう。
目次
【制作事例別】採用動画の料金相場
採用動画制作の相場は、30万~500万が目安で、撮影の条件や映像表現によって変動します。
ここでは種類別の採用動画事例を参考に、採用動画制作の料金相場や制作期間をご紹介します。
オープニング動画
動画内容 | 会社説明会に参加した人向けの採用動画。
オープニング動画は会社説明会の雰囲気を盛り上げ、参加者をわくわくさせるような演出を心がけます。 オープニング用の採用動画の制作料金相場は尺を短めにすれば、比較的安く抑えられます。 |
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動画制作 料金相場 |
30~100万円 |
動画制作期間 | 約1ヶ月 |
会社紹介動画(企業紹介動画)
動画内容 | 会社の沿革や事業を紹介する採用動画事例。
会社紹介動画は、採用サイトや会社説明会で事業内容を簡潔にわかりやすく伝えられるメリットがあります。 企業の歴史やこだわりにより、尺や演出が変動するため、会社紹介用の採用動画制作の料金相場も大きく幅があります。 |
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動画制作 料金相場 |
100~500万円 |
動画制作期間 | 5ヶ月 |
社員インタビュー動画
動画内容 | どんな社員が働いているかを各事業部で紹介する採用動画です。
企業で働く社員が、どのような思いで働いているかをインタビュー形式で撮影するような演出をします。 応募者はやりがいや働き方を求める傾向にあるため、一緒に働く社員を紹介したインタビュー動画は人気が高まっています。 社員へのインタビューが中心で比較的撮影や編集が容易なため、社員インタビュー用の採用動画制作の料金相場は低くなる傾向にあります。 |
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動画制作 料金相場 |
30~100万円 |
動画制作期間 | 1ヶ月 |
ビジョン動画、コンセプト動画
動画内容 | 会社のコンセプトや重要にしていること、今後の目指す方向を可視化した採用動画。
企業理念や社内文化などは、テキストや画像だけでは伝わりにくいものです。 他の動画と比較すると、描いたビジョンの可視化は、簡単にはできないものがあります。 |
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動画制作 料金相場 |
100~500万円 |
動画制作期間 | 3~5ヶ月 |
オフィス紹介動画(部署紹介動画)
動画内容 | どのような職場環境かを紹介するタイプの採用動画。
求職者からしたら、長時間働くことになる職場がどのような内装や雰囲気化は知りたいはず。 職場を撮影することがメインで、比較的映像を作成しやすいため、オフィス紹介型の採用動画制作の料金相場は比較的安いです。 |
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動画制作 料金相場 |
30~100万円 |
動画制作期間 | 1ヶ月 |
以上、採用動画の種類ごとの料金相場を紹介しました。
採用動画を使う場面や用途によって最適な動画があります。また、動画内容によって1本あたりの相場にも幅があることがわかりました。
ではなぜ相場に違いがでるのか、採用動画の撮影にかかる費用を、項目ごとに確認します。
動画制作にかかる費用項目
採用動画の制作にかかる費用は、実写やアニメーションなど、利用する映像の制作方法によって違いが発生します。
実際にどのような費用がかかるのか、相場を確認していきましょう。
アニメーション動画
アニメーション動画では、映像素材を撮影しない代わりに、イラスト作成費用(購入費用)がかかります。
企画構成費用 | 5-20万円 |
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プロデューサー費用 | 10-20万円 |
ディレクター費用 | 10-20万円 |
イラスト作成費用 | 10-30万円 |
オフライン編集 | 10-50万円 |
オンライン編集 | 5-50万円 |
ナレーション費用 | 5万円 |
BGM、SE | 5-15万円 |
実写動画
実写動画では、映像撮影のために撮影費用(スタッフの人件費や、機材レンタル、交通費など)がかかります。
企画構成費用 | 5-20万円 |
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プロデューサー費用(1日撮影) | 10-20万円 |
ディレクター費用(1日撮影) | 10-20万円 |
撮影費用(1日撮影) | 5-100万円 |
オフライン編集 | 10-50万円 |
オンライン編集 | 5-50万円 |
ナレーション | 5万円 |
BGM | 5-15万円 |
以上、費用の相場をご紹介しました。おおよそ採用動画の相場を知って頂けたのではないでしょうか?
もし、採用動画のメリットや事例、効果について詳細を知りたい場合は、本記事の下部にある採用動画の関連記事をご覧ください。
続いては、採用動画の料金相場について注意すべきポイントを確認していきましょう。
採用動画の相場や、料金に関わる注意すべきポイント
料金相場を安くするコツや請求費用関連のトラブルを避けるためのポイントを確認しましょう。
採用課題に合わせて、優先度の高いものから制作する
採用戦略と連動させ、自社の採用課題を明確にしましょう。
その中で最も効果が高いと思われるポイントに合わせた採用動画を制作するのがポイントです。
採用に関わるすべてのシーンで採用動画を制作すれば効果は高いですが、全ての動画を作ると費用がかさみます。どの採用課題を解決することが事業の成長につながるのか、優先度の高いところから制作しましょう。
撮影日数をできるだけ短くする(実写の場合)
実写映像を利用した採用動画の場合、撮影日数をできるだけ短くすることが費用を下げるポイントです。
撮影場所が複数あり、撮影内容が凝ったものになると、撮影日数が必要になります。
撮影日数が増えれば増えるほど、人件費や機材レンタル費用がかかりますので注意しましょう。
事前に見積もり書を確認する
正式に動画制作を依頼する前に、必ず見積もり書を確認しましょう。
再修正にかかる費用が明記されていなかったりする場合があります。
トラブル防止のため、見積書は事前にチェックすることが大切です。
修正費用や交通費が別料金になるケースもありますので、注意しましょう。
以上、料金相場に関わるポイントをチェックしました。
制作費用を安く抑えるコツ
採用動画が効果的とわかっても、やっぱり費用は低く抑えたいと思うのは当然のこと。
ここでは、採用動画制作に関わる費用を安く抑えるコツをご紹介致します。
撮影日を少なくする
撮影日を少なくすることで、ディレクターやカメラマン、出演者に支払う人件費を抑えることができます。
長い時間撮影すれば効果が高くなるわけではありませんので、できる限り撮影日を少なくすることがポイントです。
撮影場所を一か所に絞る
自社オフィスなど決めた場所にすることで、移動費用を抑えることができます。
特に人数が多い場合や、移動距離が長い場合には効果的です。
自社オフィスを活用する
インタビュー動画や、会社紹介動画は自社オフィスで撮影しましょう。
撮影場所のレンタル代を抑えることができます。普段見慣れたオフィスで撮影することで、不安や緊張を抑えることもポイントです。
代表インタビューなどで代替する
予算がない場合は、代表のインタビューで内容を説明しましょう。
アニメーション動画のようにイラストで内容を簡単に説明するタイプの動画もありますが、インタビュー動画でも代替可能です。
代表インタビュー動画なら、撮影や編集に必要な人数も少なく費用を抑える効果があります。
インタビュー動画だからと言って効果が薄いということはありませんので心配不要です。
尺を長くしすぎない
費用を抑えるために、尺を短くしましょう。映像制作にかかる時間、編集作業の工数が減るからです。
企業としては多くのことを伝えたいため、事業紹介動画は長尺傾向にあります。
長くなれば費用も高くなる上、ユーザーとしても長すぎる動画は飽きてしまうので意味がありません。
適切な長さで収めるようにしましょう。
以上、費用を抑えるコツをご紹介しました。
新卒・中途の採用動画制作を検討するならCINEMATO
採用動画の料金相場に関する本記事が少しでもお役に立てましたら幸いです。
最後に、ポイントを簡単にまとめます。
採用動画の料金相場とは?
- オープニング動画:30~100万
- 会社紹介動画(企業紹介動画):100~500万
- 社員インタビュー動画:30~100万
- ビジョン動画、コンセプト動画:100~500万
- オフィス紹介動画(部署紹介動画):30~100万
採用動画制作の料金相場は、動画の種類・尺・演出方法により変動します。課題に合わせた採用動画を制作すれば、料金に関わらず高い効果を見込めます。採用を強化するのであれば、採用動画制作はおすすめです。
効果が高いとはいえ、むやみに動画を制作する必要はありません。課題を解決するための採用動画を制作することが大切です。
CINEMATOでは、コンサルティング出身の動画プランナーが、採用課題の洗い出しからサポート。予算に合わせて最適な採用動画をご提案いたします。
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