企業のブランディングや製品のプロモーションを目的に制作される会社紹介動画。社内や取引先、また人材獲得の場面でも多くの企業によって導入が検討されています。
同時に、多方面に自社の魅力をPRする会社紹介動画を制作しようとした際、より多くの導入事例を見てみたいと考えるのが当然でしょう。
そこで今回は、会社紹介動画の制作事例と、それを活用するメリット、活用シーンや制作時のポイントについて解説します。具体的に本記事では、以下の内容を解説します。
特に活用事例については本サービスCINEMATOが実際に企業に納品した事例を一挙12本ご紹介します。ぜひゆっくりとご覧ください。
- 会社紹介動画の制作事例
- 会社紹介動画の活用メリット・活用シーン
- 会社紹介動画を制作する際のポイント
目次
【2024年最新】CINEMATOが制作する会社紹介動画の事例12選を徹底解説
まずここでは、本サービス「CINEMATO」が実際に企業の依頼を受けて制作した会社紹介動画を、その目的別に紹介します。ここで分類する会社紹介動画の目的は、具体的に以下の4つです。
- 企業ブランディング
- 採用ブランディング
- 事業紹介
- 製品・サービス紹介
自社で制作する予定の紹介動画の事例をご確認頂くのはもちろん、その他の動画もご覧頂くことで、動画制作のヒントにして頂けたら幸いです。
【企業ブランディング】が目的の会社紹介動画事例
事例1:株式会社リカレント様
株式会社リカレントは、企業向けに社員研修を一律料金で提供する会社です。
本事例ではサービスの導入実績企業を紹介して信頼獲得を狙うとともに、繰り返し社名(サービス名)を打ち出すことで、「認知拡大」の効果を狙っています。
テンポの良い映像とシンプルなメッセージが、短時間で視聴者の記憶に残る仕掛けとなっています。
事例2:トランスコスモス株式会社様
トランスコスモス株式会社は建設業向けにDX推進をはじめ、業務の効率化をサポートするBtoB企業です。
本事例は企業の使命をドラマチックに表現したブランディング動画。実写とCGを組み合わせた映像から、建設の現場にデジタル技術を導入するイメージが想起されます。
あえて具体的な事業内容より事業の「意義」を伝えることで、企業価値を高めるのに貢献している事例と言えるでしょう。
事例3:株式会社ボーダレス・ジャパン様
株式会社ボーダレス・ジャパンが運営する「ハチドリ電気」は、自然エネルギー100%を実現した電気事業です。
本動画事例では、現状の火力発電による環境負荷を与えている日本の電力供給に課題提起をおこない、その上で自社のサービスを訴求しています。
SDGsへの貢献をPRすることで、「ハチドリ電気を選ぶ」=「環境保全に貢献している」という図式を作る、企業ブランディング効果の高い動画と言えるでしょう。
事例4:リックソフト株式会社様
リックソフトは企業のソフトウェア開発の手法の1つであるアジャイル開発のプロジェクト管理ツール「Atlassian製品」を販売するAtlassian社公式パートナー企業です。
本動画事例は一般的には理解の難しい事業を株主にわかりやすく伝えるために制作されました。
「アジャイル開発」「ウォーターフォール型開発」といった実写では表現が難しい内容を、アニメーションによってイメージしやすくしている点が注目ポイントです。
【採用ブランディング】が目的の会社紹介動画事例
事例5:株式会社Game With様
株式会社Game Withは、ゲーム情報の提供等をメインとしたメディア運営をおこなう会社です。
本動画は就職を検討者をターゲットに、企業の描くビジョンを訴求する採用ブランディングムービー。社員のインタビューを通して、企業で働く人や社風について語られます。
実態とは異なるイメージを持たれることの多かった同社のイメージを、正しく伝えることを目的に制作された会社紹介動画です。
事例6:社会医療法人祥和会様
社会医療法人祥和会は、全身の血管病に専門的に取り組んでいる医療法人です。
同院では脳血管、脳神経疾患を中心した病院であることが、求職者にとっては、専門性が高く、知識ハードルが高いのではないかという不安に繋がっていました。
そこで本事例では、インタビューを通して仕事のやりがいや雰囲気を視聴者に伝えています。
ナレーションとアニメーションを部分的に使用することで、病院の概要と、そこで働く人をバランス良く紹介しています。
事例7:株式会社EXIDEA
株式会社EXIDEAは、当サービス「CINEMATO」の運営母体であるWEBマーケティング企業です。事例内ではメディア事業に携わる社員のインタビューを通じてコンテンツに対する思いが語られます。
中でも印象的なのは「1メディア1経営」「THE SHARE」といった合言葉。これらを多くの社員が口にすることで、企業の文化やその浸透度が伝わるとともに、今後の入社を検討する人材の共感を呼びかけています。
【事業紹介】が目的の会社紹介動画事例
事例8株式会社ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジー様
株式会社ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジー様は、中間素材メーカーとして合成樹脂、各種材料の加工・販売およびコンサルティングを提供する企業です。
本動画事例では現在の自動車業界のニーズを元に、同社の事業と主力製品ShineTechが紹介されます。
アニメーションと実写・CGを巧みに組み合わせることで、専門性の高い製品や、自社製品によって生まれた未来の自動車の姿を描いています。
事例9:バリュエンステクノロジーズ株式会社様
バリュエンステクノロジーズ株式会社は、AI(人工知能)やDX戦略の策定、ビジネスの設計から、データベースの再構築を含むシステム開発までをワンストップで提供する会社です。
事例内ではアニメーションを使用し、同社の多岐にわたるサービスをわかりやすく説明。一貫して、サービスを利用することで「何ができるか?」を表現しています。
コンサルティングのサービス柄、濃紺の背景を使って動画を知的でスタイリッシュな印象にまとめた点にも注目です。
【製品・サービス紹介】が目的の会社紹介動画事例
事例10:EcoFlow Technology Japan株式会社様
EcoFlow Technology Japan株式会社は、ポータブル電源の最先端企業EcoFlow Technology(エコフローテクノロジー)社の日本支社です。
本事例ではこれまでポータブル電源の比較軸になかった「充電速度」を自社製品の強みとして訴求。これを「行きたいと思ったらすぐ行ける」というコピーに置き換えています。
充電後に数秒でキャンプ場に着いてしまう、スピード感を表現する斬新な演出にも注目です。
事例11:freee株式会社様
freee株式会社は、クラウド会計ソフトや人事労務ソフトを提供し、顧客のバックオフィス業務全般を支援する企業です。本動画は軽減税率導入時に、動画広告への出稿を目的に制作されました。
事例では日々忙しく、多くの悩みを抱える経営者への共感を表現。製品を通して企業ブランディングをおこなった、印象的な動画です。
事例12:株式会社 KAKEAI様
株式会社 KAKEAIは本音を引き出し、1on1の属人化を防いで、組織に定着させるクラウドツール「Kakeai(カケアイ)」を提供しています。
事例内では日本の歴史上最も本音のやりとりが足りなかった織田信長と明智光秀をキャラクターに採用。視聴者に「十分なコミュニケーションがあれば歴史は変わっていたかも」と考えさせます。
同時に「では自社のコミュニケーションはどうだろう?」と振り返らせることで、巧みに製品の魅力を訴求しています。
多くの事例をご覧頂いたところで、ここからは、改めて「会社紹介動画」の概要について解説していきます。
会社紹介動画の代表的な活用シーン、導入のメリット、制作時のポイントなどについて解説しますが、こちらの内容については、以下のページがより詳しくまとめた記事となりますので、ぜひ以下の記事もあわせてご確認ください。
会社紹介動画とは?
会社紹介動画は会社や事業、また販売する商品を紹介するといった、非常に幅広い目的に使用される動画です。
会社紹介動画の用途をよく理解することで、自社をPRする多くの切り口を見つけていきましょう。
会社紹介動画は企業の認知度・信頼感を高める
まず、会社紹介動画とは企業・製品に対する認知度や信頼度を高めるために制作・活用される動画です。
会社紹介動画を用いることで企業は、理念やポリシー、時には販売する商品を紹介し、視聴者が企業に抱くイメージを形成します。
感動や共感といった感情を揺さぶる会社紹介動画を制作することで、企業と顧客との感情的な結びつきを生むことも可能です。
また、会社紹介動画は、企業のユニークな個性を伝え、視聴者に企業の魅力を伝えます。会社紹介動画は既存の顧客だけでなく、潜在顧客にも訴求をおこない、企業・商品の認知度を高めるのに効果的です。
さらに、会社紹介動画は企業のブランド力を高め、既存顧客にとってのLTVを高めるといった効果も期待できます。
会社紹介動画を用いて企業・商品の情報を提供することで、認知度・信頼感を高めることができるでしょう。
様々なプロモーションが可能な会社紹介動画
企業紹介動画を活用することで、企業はビジネスにおける様々な目的を実現することができます。
また、複数のプラットフォームを用いて多くの視聴者にリーチすることで、ブランドの認知度やエンゲージメントを高めることができるでしょう。
ここでは具体的に、多くの企業が会社紹介動画活用を活用する目的を紹介します。
- 企業ブランディング
- 採用ブランディング
- 事業紹介
- 製品・サービス紹介
企業ブランディング
会社紹介動画は、企業のブランド力を高めるための強力なツールです。動画を制作することで、企業は顧客に対して、自社の価値観、ミッション、ビジョンを伝えることができます。
また、会社の概要や歴史、提供する製品やサービスの紹介は、視聴者の会社理解を促すのに効果的です。会社紹介動画によって企業の認知・信頼を獲得することは、企業のブランディングを高める効果に結びつきます。
採用ブランディング
会社紹介動画は、採用希望者に対して企業をアピールする際にも有効です。
採用ブランディングを目的とする会社紹介動画は、求職者に対して企業の魅力を訴求し、なぜその会社でなければならないかを印象づけます。
会社の目的、チームの文化、ユニークな福利厚生といった職場環境を紹介することで、就職希望者を増やす効果が期待できるでしょう。
事業紹介
会社紹介動画は、企業・ブランドのPRに加え、会社が運営する事業を紹介する際にも活用されます。
事業紹介を目的とした会社紹介動画では、企業が競合他社とどのように差別化されているか、なぜ他の企業ではなく自社が選ばれるのかを示すことが重要です。
こうすることで、視聴者は自社と他企業の違いを素早く認識し、製品やサービスの購入、取引をおこなう際に、より多くの情報を得た上で決断することができます。
製品・サービス紹介
会社紹介動画は、個々の製品やサービスを宣伝する際にも効果を発揮します。
製品・サービスを紹介する会社紹介動画では、製品やサービスのユニークな特徴、そしてなぜそれが市場の他の類似した提供物よりも優れているのかを訴求します。
動画の中で製品やサービスの使い方を紹介することで、顧客にどのようなメリットがあるのかを理解してもらうことも可能です。
このように、会社紹介動画は、企業やその製品・サービスをPRするなど、非常に多くの目的で利用可能です。自社の目的に合わせて効果的に動画を活用することで顧客、潜在的な従業員、取引先に自社を印象づけましょう。
会社紹介動画の代表的な活用シーン
企業が様々なターゲットにメッセージを伝えるための手段として、近年会社紹介動画の需要が高まっています。ここでは企業が会社紹介動画を公開するシーンとして、具体的に以下の6つの場面(媒体)をご紹介します。
- 社内イベント・株主総会
- 採用イベント・説明会
- 展示会・商談
- 自社サイト・オウンドメディア
- Youtubeチャンネル・SNS
- Web広告
社内イベント・株主総会
社内イベントや株主総会は、企業にとって重要な節目であり、会社紹介ビデオは、これらのイベントに華を添えます。
重要な来客を迎える際やプレゼン前に、場の空気を盛り上げるために、会社紹介動画を活用することができるでしょう。
株主総会では、その年の成功事例を紹介したり、会社のミッション・バリューをアピールするために使われることが一般的です。
採用イベント・説明会
採用イベントや説明会も、魅力的な動画で会社を紹介する絶好の機会です。
会社紹介動画では会社の価値観や文化を伝え、入社希望者に「ここで働いたらどんな感じだろう」とイメージさせ、ポジティブな印象を与えることができます。
また、過去のプロジェクトの成果を動画で紹介することで、求職者からの信頼感を高めることもできます。
展示会・商談
展示会や商談も、企業の魅力をアピールする絶好の場と言えます。そこで役立つのが、会社紹介動画です。
展示会や商談で用いられる会社紹介動画は、会社の概要や目的、提供する製品・サービスなどを紹介し、潜在的な顧客と関わり、新たな取引を生み出すための頼もしいツールとなるでしょう。
自社サイト・オウンドメディア
企業の保有するWebサイトやオウンドメディアは、企業の価値観やカルチャーを伝える重要なチャネルです。会社紹介動画は、顧客に企業を紹介し、提供する商品についての理解を深めてもらうために活用できます。
また、顧客とつながり支持されることで、サイトからの製品・サービスの購入はもちろん、SNSを通じてシェアされる可能性も高まるでしょう。
Youtubeチャンネル・SNS
YoutubeやTwitter、Facebookなどのソーシャルメディアは、世界中のユーザーに企業の魅力をPRする可能性を持った動画共有手段です。
会社紹介動画は、会社の紹介やポジティブな印象を与えるために使用できます。また、製品やサービスの情報を提供したり、リード獲得やセールスを生み出すことも可能です。
Web広告
デジタル社会では欠かせないWeb広告は、ターゲットとなるユーザーに素早く、簡単にアプローチすることができる優れた方法です。
Web広告に会社紹介動画を用いることで、会社や商品・サービスの紹介はもちろん、視聴者からの信頼感を高める効果も期待できます。
また、動画のパフォーマンスを測定することもでき、その後の意思決定のためのデータ収集をおこなう上でも効果的です。
会社紹介動画は上記の通り、非常に多くの場面で活用することができます。また、1つの動画をこれらの複数の場面で使用することも可能です。
会社紹介動画を活用する企業の目的やマーケティング施策に合わせ、多くのユーザーに視聴されることで動画制作の費用対効果を高めましょう。
映像コンテンツを導入するメリット
以上の章で解説した通り、様々な目的を持って制作され、多くのシーンで活用される会社紹介動画。ここでは会社紹介動画を活用するメリットを解説します。
動画はテキスト媒体・静止画媒体と比べ情報伝達に優れ、具体的には以下のようなメリットを持った情報伝達手段です。
- 動画はテキスト・静止画と比較して記憶に残りやすい
- 動画は抽象的な概念・イメージを表現できる
- 動画は短時間で多くの情報を伝達できる
- 話し手のスキルに頼らず一定の理解が得られる
- インタビューを用いることで情報の信頼性が増す
これらについて1つずつ確認し、実際に会社紹介動画を制作する準備をおこないましょう。
動画はテキスト・静止画と比較して記憶に残りやすい
様々な情報伝達手段の中で、動画ほど記憶に残りやすいものはありません。
というのも、アメリカの心理学者が提唱する「メラビアンの法則」によると、人の受ける印象は言語情報7%・聴覚情報38%・視覚情報55%によって形作られると言われています。
これら3つを組み合わせて情報を伝達する「動画」コンテンツが、言語のみを用いたテキスト媒体、聴覚情報のみの音声媒体、視覚情報のみの静止画媒体よりも情報伝達機能に優れ記憶に残りやすいということは、誰の目にも明らかでしょう。
動画は抽象的な概念・イメージを表現できる
動画は、感情や理念など、抽象的な概念も表現できます。これも言語・音声・映像を組み合わせて情報を伝達する、動画の強みと言えるでしょう。
また、動画制作は視覚情報1つとっても様々な手法があり、実写・アニメーション、またこれらの組み合わせによって物事を表現します。
これによって動画では「目に見えないもの」を視覚的に表現することが可能となり、様々な内容を伝達する手段として採用されています。
動画は短時間で多くの情報を伝達できる
テキストや静止画と比較して短時間で多くの情報を伝えることができるのは、情報伝達に動画を用いた際の大きなメリットです。
というのも、1分間の動画に含まれる情報量はテキストにして英単語1万語分にも相当すると言われます。また、動画は視聴者が眺めるだけで、情報を受け取ることができます。
これらの点から、動画コンテンツは、企業がメッセージを届ける際に視聴者の高い集中力を必要としないという点でも、優れた情報伝達手段と言えるでしょう。
話し手のスキルに頼らず一定の理解が得られる
動画は一度制作してすれば繰り返し公開が可能です。そのため、従業員のトークスキルに頼らず、毎回同じ説明をおこなう際に最適です。
求職者向けの説明会や商談といった場面では伝えられる内容のばらつきを無くし、一定の成果が期待できるでしょう。
インタビューを用いることで情報の信頼性が増す
会社紹介動画にインタビュー映像を使用することで、情報の信頼性を高めることができます。採用動画に出演する先輩社員のインタビューや、商品を利用した顧客の声などが、その代表例です。
実在する人物が自らの言葉で語る動画には、写真やテキストによって作られた体験談の何倍もリアリティーが生まれます。
企業や製品の長所をアピールすることが多い会社紹介動画では、動画制作時にこうしたリアリティー、納得感を意識するのも重要です。
効果を生む会社紹介動画の作り方 6つのポイント
会社紹介動画の活用シーンや具体的なメリットが理解できたところで、ここでは会社紹介動画を制作する際の6つのポイントを開設します。
ここで紹介する内容をよく確認頂き、効果的な会社紹介動画の制作にお役立てください。それでは1つずつ順番に見ていきましょう。
- 企業や商品・サービスのブランドイメージを明確にしておく
- 動画制作の目的を明確にする
- 会社紹介のターゲットを明確にする
- かっこいい・面白い動画を作成するなら「切り口」の工夫が重要
- コンセプト・メッセージを固める
- 動画の構成をきちんと練ってから制作を開始する
企業や商品・サービスのブランドイメージを明確にしておくく
会社紹介動画を制作する前に、まずは自社のブランドイメージを明確にしましょう。一貫したブランドイメージを確立することで、動画に乗せたメッセージはより伝わりやすいものになります。
企業のビジョン・ミッションや、サービスのコンセプトやターゲットなどを明確にし、ブランドイメージを具体化することで、視聴者に伝えたいメッセージを明確にしましょう。
動画制作の目的を明確にする
映像制作を始める前に、まずは映像の目的を明確にすることが大切です。会社のブランディングが目的なのか?それとも、製品やサービスの認知拡大が目的でしょうか?
動画制作の目的を明確にすることは、制作プロセスに進む前の、土台を作る作業ともいえます。目指すべき方向を定めることが、成果の得られる動画制作をおこなうための第一歩です。
届けたいターゲットを明確にする
会社紹介動画を制作する上で、ターゲットを考えることも非常に重要です。視聴者の心に響く、情報量の多い面白い動画を制作するためには、誰が動画を見るのかを知ることが不可欠だからです。
ターゲットとなる視聴者の特徴を知ることで、視聴者に効果的なメッセージを考え、コンテンツを作成する上で大いに役立ちます。
あまりに広いターゲットを設定することで結果的に誰にも響かない動画を作ってしまわないために、注意が必要です。
かっこいい・面白い動画を作成するなら「切り口」の工夫が重要
せっかく会社紹介動画を制作するのであれば、視聴者に楽しんでもらい、話題となるようなかっこいい、面白い動画を作りたいと考える企業は多いことでしょう。
かっこいい・面白い動画を制作する際には「切り口」を工夫することが大切です。具体的には、動画の訴求ポイントや、それを伝えるのに使用するメッセージ。
映像に対するこだわりや音声・アニメーションの独自性によって競合他社との差別化を図ります。
他社の事例を徹底的に研究するあまり「どこかで見たことがある動画」が出来上がってしまわないように注意しましょう。
コンセプト・メッセージを固める
明確なコンセプトと、ターゲットに響くメッセージを持たせることが、会社紹介動画制作の成功のカギとなります。視聴者が共感しやすい、シンプルで印象に残る、インパクトのあるメッセージを作成することが重要です。
効果的でキャッチーなフレーズは、視聴者に強い印象を与え、その会社がどのような会社なのかをイメージさせるのに役立ちます。
動画の構成をきちんと練ってから制作を開始する
効果的な会社紹介動画を制作するためには、しっかりとした構成を考えることが重要です。ここまでの内容を踏まえて構成を作り込むことで、視聴者が情報を理解しやすくなり、動画制作の目的をは達成しやすくなります。
構成部分からは、依頼する動画制作会社に相談し、制作会社と一緒に決めていくのもおすすめです。
この章では会社紹介動画を制作する際に重要な6つのポイントをご紹介しました。実際に会社紹介動画を制作する場面では本章を読み返して頂き、印象的な会社紹介動画を作るためのヒントにして頂ければと思います。
【まとめ】
以上、本記事ではCINEMATOが製作した会社紹介動画の事例を紹介するとともに、改めて会社紹介動画の特徴やメリットについて解説しました。
会社紹介動画は、幅広いターゲットに向けて自社の事業や商品をPRする、デジタルマーケティングにおける必須のツールです。
実際に動画制作に取り組む際には、本記事で紹介したポイントを抑え、視聴者の記憶に残る、素敵な動画を制作していただければと思います。
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動画制作・映像制作に関する費用相場の解説はこちら
動画制作に関する費用は、依頼先の違い・動画の種類による作業内容や工程の違い・依頼内容の違いによってブレが大きく、わかりづらいのが特徴です。
バラつきの原因の詳細や、動画の種類別の相場等を確認し、動画制作依頼前にある程度予算の感覚を掴んでおきましょう。
PR動画の作り方・コツ・活用方法と制作実績に関する記事はこちら
- 企業のブランディング・認知拡大
- 企業の採用(採用動画)や広報活動
- 商品・サービスの紹介・購入促進
PR動画は、上記のような目的で制作される動画を指します。記載のとおり、会社のブランディング・認知拡大に効果的であることから、会社紹介動画として非常に相性の良い動画の種類です。会社紹介動画の制作を検討中の場合は、ぜひ上記の記事も、あわせてご確認ください。
企業のブランディングならブランデッドムービー
会社紹介動画の制作目的がブランディングなのであれば、ブランディングムービー(ブランデッドムービー)に関する記事もぜひあわせてご確認ください。ブランデッドムービーを活用するメリット・デメリットや、CINEMATOが過去に制作したブランデッドムービーを事例としてご紹介しています。
企業のブランディングならコンセプトムービーの概念も把握しておくのがおすすめ
コンセプトムービーは、企業やブランドが持つ想いやコンセプトを伝え、差別化を図るのにおすすめの動画です。コンセプトムービーの事例とともに、制作時のポイントや期待できる効果をご確認ください。
新卒でデロイト・トーマツグループに入社。その後、株式会社プルークスを共同創業、取締役に就任。大手、メガベンチャー企業を中心に多数のwebマーケティング・プロデュースを手がける。
2017 youtube ads leaderboard下期受賞経験を持つ他、2018年アドテック関西へスピーカー登壇。