YouTube用の動画を制作する際、制作料金はどれぐらい必要なのか?大体の相場は?といった疑問にお答えします。
YouTubeは現在視聴して楽しむだけでなく、企業の広告や、個人のブランディング・副業と、様々な目的で使用されています。
こうした背景からYouTube動画制作に興味を持つ人が増えたものの、実際の依頼方法や、動画制作の料金相場を知る人は多くありません。
そこで今回は、YouTube動画制作の依頼方法や、YouTube動画制作の料金相場について詳しく解説します。
目次
YouTube動画制作を依頼する方法
まず、YouTube動画制作の依頼方法について把握しましょう。
YouTube動画制作の依頼先は大きく分けて2つです。
- 動画制作会社へ制作依頼をする(企画から撮影・編集まで)
- フリーランスへ制作依頼(部分依頼がおすすめ)
ここではそれぞれのYouTube動画制作依頼先の探し方と、メリット・デメリットについて解説します。
動画制作会社・映像制作会社(企業)に依頼する
動画制作会社・映像制作会社はその名の通り、動画制作を専門におこなっている企業です。インターネット等で検索をおこない、まずは気になる制作会社へ見積もりを依頼しましょう。
見積もりを依頼する際は、あらかじめYouTubeからイメージに近い動画を探しておきましょう。相談時に制作した動画の具体例を提示することができれば、双方の認識のズレを少なくできます。
動画制作会社(企業)に依頼した場合のメリット・デメリット
動画制作会社に依頼するメリット |
・クオリティや費用対効果の高い動画を制作できる ・企画提案から依頼が可能 ・スケジュール(進行・納期等)や契約面でも安心度が高い |
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動画制作会社に依頼するデメリット | ・費用が高額になりやすい |
動画制作会社に依頼する場合は、クオリティの高い動画制作ができるメリットがある反面、料金相場は高くなりやすいというデメリットがあります。
フリーランス(個人)に依頼する
YouTube動画制作の依頼先として、フリーランスに動画制作を依頼するという選択肢も頭に入れておきましょう。フリーランスはココナラやクラウドワークスをはじめとした、クラウドソーシングサイトで見つけることができます。
動画制作会社に依頼する場合と同様、依頼先を即決する必要はありません。まずは参考となるYouTube動画の提示やその他注文事項を伝え、見積もりを依頼しましょう。
フリーランスに依頼する際は過去のYouTube動画制作事例を見せてもらうと、出来上がりの完成度がイメージしやすくなります。
フリーランスに依頼した場合のメリット・デメリット
動画制作会社に依頼するメリット |
・費用を抑えやすい ・企画・撮影・編集などを区切って依頼が可能 |
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動画制作会社に依頼するデメリット |
・動画のクオリティにバラつきが出やすい ・実績の確認や依頼先を探すのが大変 |
フリーランスへの依頼は動画制作会社に依頼する場合と比べて料金相場は高くない反面、技術やクオリティにばらつきがあるというデメリットがあります。
動画制作会社とフリーランス、どちらに依頼するのがおすすめ?
動画制作の経験が豊富でない場合は、企画から撮影・編集・納品まで動画制作の全工程を依頼することができ、また、進行もリードしてくれる動画制作会社への依頼がおすすめです。
また、個人のYouTubeチャンネルの動画や、そこまでハイクオリティな映像を求めていない場合はフリーランスでも問題ありませんが、企業が保有する予定の動画の場合も、基本的には動画制作会社がおすすめ。
経営戦略・事業戦略・マーケティング戦略などに紐づいた企画から対応が可能で、信頼のおける動画制作会社を探しましょう。
YouTube動画制作の料金相場は?
では、ここからは本題であるYouTube動画制作における費用の相場について確認していきます。YouTube動画制作には一体どの程度の料金がかかるのでしょうか?
YouTube動画を動画制作会社に依頼する際の費用相場は、30万円から200万円程度が一般的です。(動画の種類や表現別の料金相場は後述します)
個人(フリーランス)に依頼をする場合は、20万円以下で制作することも可能です。
前述の通り、動画制作の要である企画提案が可能な点や、一定以上のクオリティが保証されているという面で動画制作会社への依頼がおすすめです。
YouTube動画制作を動画制作会社に依頼をすることを前提とした料金相場についてもう少し詳しくお伝えしていきます。
YouTube動画制作を動画・映像制作会社に頼む場合の最低料金
YouTube動画を制作会社に依頼する場合、最低料金の相場は2万円ほどです。
この料金相場での依頼の場合、以下のような条件となるでしょう。
- 撮影なし(依頼者側で撮影)
- 最低限の編集
- 短い再生時間
様々な制約があるため、イメージ通りの動画を制作することは難しいかもしれません。
クオリティを追求すれば、制作料金は青天井に
YouTube動画のクオリティや演出にこだわればこだわるほど、料金相場は高くなります。また、YouTube動画の時間が長くなればなるほど、料金相場が高くなります。
テロップやアニメーションの挿入といった演出や、ストーリー性のあるシナリオなど、こだわり始めたらキリがないのがYouTube動画制作です。
YouTube動画の制作を業者に依頼する場合は、編集や演出の要・不要をよく精査し、必要な部分には費用をかけ、不要なものは削っていくと良いでしょう。
これらを制作会社の担当者とよく話し合ってから作業を始めるのがおすすめです。
YouTube動画の用途・目的や表現別の料金相場
制作した動画をYouTube上でどのように使用するのか、どんな目的で動画を制作するのかによって、必要な費用は大きく異なります。
動画制作といっても、数十秒のものから、数分・数十分のものまで様々です。また、実写動画・アニメーション動画、作業範囲など様々な要素により料金相場は異なります。
以下に、動画制作会社に依頼した際の用途・表現別の料金相場をご紹介します。YouTube動画制作の検討時に、参考にしていただければ幸いです。
動画の種類 | 動画制作1本あたりの料金相場 |
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商品紹介・サービス紹介動画 | 70万円~150万円 |
マニュアル動画 | 30万円~80万円 |
WEBCM | 200万円~1,000万円 |
採用動画 | 100万円~200万円 |
会社紹介動画 | 100万円~200万円 |
インタビュー動画 | 50万円~150万円 |
イベント動画 | 50万円~100万円 |
IR動画 | 50万円~200万円 |
ブランディング動画 | 200万円~1,000万円 |
YouTubeチャンネル用の動画 | 5万円~50万円 |
動画の表現方法 | 動画制作1本あたりの料金相場 |
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アニメーション動画 | 30万円~100万円 |
実写動画 | 50万円~200万円 |
自社のYouTubeチャンネルに掲載する予定の動画は、サービス紹介動画や会社紹介動画、採用動画などであれば、コーポレートサイトや展示会でも再活用していくことが可能です。
サービス紹介動画などのような一定以上のクオリティが求められる動画ではなく、自社でYouTubeチャンネルを育てていくような動画の場合には、少しクオリティを下げ、1本当たりの費用を抑えて継続的に制作していくのがおすすめです。
安価で継続発注が可能なフリーランスのクリエイター、低価格が売りの制作会社を探すか、内製で動画制作のノウハウを蓄積していくのがよいでしょう。
YouTubeチャンネルやYouTube広告以外でも利用していく高品質な動画を制作したい場合は、動画制作・動画マーケティングの豊富な実績を持つ動画制作会社への依頼がおすすめです。
具体的な動画事例とともに予算感を確認したい場合は、当サービスCINEMATOの料金プランページや、料金相場表も、あわせてご確認ください。
当記事で紹介している動画制作の料金相場に加えて、さらに具体的な料金と実際の動画事例、そして動画活用によるマーケティングのパフォーマンス改善事例をまとめた資料です。
当記事の内容とともに、社内での映像制作検討時にぜひ以下の資料もあわせてご活用ください!
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YouTube動画制作にかかる料金の内訳は?
YouTube動画制作を依頼する際、見積もりの内訳やその相場を知っていると話がスムーズです。
どこにどんなお金がかかっているのか、どういった工程を削ると料金を抑えられるかがわかると、演出の取捨選択や全体の構成を組み立てるのにも役立ちます。
ここからは各工程や作業別に、おおよその料金相場を見ていきましょう。
YouTube動画制作にかかる料金相場①企画構成・台本
まず解説するのは、YouTube動画の「企画・台本」です。動画で何を伝えるか、どういった方法やストーリーでそれを伝えるかといった、YouTube動画全体の骨組みを指します。
企画・台本の作成にかかる料金の相場は10万円〜50万円ほどです。
何を伝えたいか、何をするかが決まっていればそれほど料金は高くなりませんが、YouTube動画の企画を1から丸投げするとなると、それなりの費用が必要となります。
ただ、動画で何を伝えたいかは制作会社に依頼する前に、自分たちである程度決めておくのがおすすめです。その方が軸のぶれない、見る側にとっても違和感のない仕上がりになるでしょう。
また、制作会社に相談する際や、打ち合わせ、台本作りもスムーズに進めることができます。
YouTube動画制作にかかる料金相場②キャスティング
次に「キャスティング」です。
人を使った撮影や、ナレーションを入れる場合には当然必要となる費用です。
キャスティング費用は起用する役者や声優によって大きく異なりますが、相場はおおよそ5万円〜40万円ほどかかります。有名人やタレントを起用する場合は相場を超えるかなりのコストがかかってきますし、出演する人数によっても相場は変わります。もちろん役者や声優を使わず動画を制作するのであれば、この料金はかかりません。
YouTube動画制作にかかる料金相場③動画撮影・動画編集・テロップ
YouTube動画を制作する上で最も重要なのが動画の「撮影」と「編集」です。
動画の撮影は使用する機材、編集はその複雑さによって大きく相場が変わります。
以下が撮影と編集、それぞれの料金相場です。
- 撮影:10万円〜100万円
- 編集:10万円〜100万円
コストを抑えたい場合は少ない機材で撮影し、編集も、不要なものは削りましょう。シンプルなテロップの挿入や、カット編集程度であればそれほど料金はかかりません。逆に、独自のモーションを加えた字幕や、派手な演出の相場は高額となります。
実写動画の編集費用は10万円から50万円程度、アニメーション動画の編集費用は20万円から100万円程度、3DCG動画の編集費用は60万円から300万円程度が一般的な相場です。
YouTube動画制作にかかる料金相場④CG・アニメーション
動画の時間に対して料金相場が上がりやすいのがCG・アニメーションです。実写動画ではない場合に必要になってくる費用になります。
CG・アニメーションは、撮影と違い、1コマずつ作成します。そのため、たった数秒の動画であってもアニメーション作成には膨大な作業が必要です。
ただ、CGやアニメーションを使用すると、撮影だけでは表現しきれないものを作ることができます。強調したいポイントや、印象付けたい箇所に限定してアニメーションを使用すると良いでしょう。
以上、YouTube動画を制作する場合の料金相場の内訳をご紹介しました。
動画の内容によってケースバイケースであることが多く、具体的な動画のイメージがないまま、正確な相場感をお伝えするのは難しいのが正直なところです。
制作したい動画のイメージや競合の参考例などがある場合は、そういった情報を複数の制作会社に渡して見積もりを出してもらうのが最も効率的で、金額感も掴みやすいでしょう。
YouTube動画制作の料金相場
ここではYouTube動画制作の予算に合わせて、どういった依頼ができるのかを紹介します。
5,000円〜30,000円の料金相場で依頼できる動画制作会社・サービス
この価格帯で受けられるサービスは主に、YouTube動画の編集のみです。YouTube動画の企画やディレクション、撮影等は自分でおこなわなければいけません。
発注先はフリーランス、もしくは中小の動画制作会社になるでしょう。5,000円〜30,000円の料金相場で依頼できる動画編集の作業種類は、以下のようなものです。
- 動画内の字幕(テロップ)
- 効果音の挿入
- 画像・イラストの挿入
- アノテーションの挿入
アノテーションとはYouTube動画内のCTA(動画やサイトへの誘導ボタン)を指します。
この価格帯は、とにかく安く動画を作りたい人向けの料金相場です。動画の編集が凝ったものではないため、依頼から納品までは1〜2週間程度と考えて良いでしょう。
50,000円〜100,000円の料金相場で依頼できる動画制作会社・サービス
50,000円〜100,000円の料金相場であれば、YouTube動画のタイトルや構成の作成から依頼できます。こちらも動画1本あたりの料金相場ですが、ほとんどの場合、撮影は含まれません。
発注先として検討するのは、同じくフリーランスと中小の動画制作会社でしょう。
動画制作会社は企業のYouTube動画制作の実績が豊富です。YouTube動画の企画・構成から携わってもらうことができれば、ブランドの認知拡大やイメージ向上など、目的に対して効果的なYouTube動画を制作できるでしょう。
300,000〜500,000円以上の料金相場で依頼できる動画制作会社・サービス
この程度の費用を予算とすると動画の編集だけでなく、YouTubeのアカウント運用やYouTube動画の内容のアドバイスといった、コンサルティングサービスを受けることもできます。
YouTube動画を公開した後のSNSとの連携や視聴回数等の分析、その後の内容修正までがサービス範囲です。
サービス内容にコンサルティングが含まれる場合は、YouTube動画1本あたりというより、月や年での契約といった料金体系に変わります。
こうしたサービスの発注先は中小の動画制作会社やコンサルティング会社です。
予算の相談から始めたい場合はCINEMATOまでご連絡ください
動画制作・映像制作の相場はおよそ30万円から200万円程度と、非常に幅広くなっています。
- まずは、希望の予算でどれぐらいのクオリティの動画が制作できるのか知りたい
- 予算感も決まっていないため、相談しながら勧めていきたい
といったようなお悩みがある場合は、ぜひ一度CINEMATOまで、お気軽にご連絡ください!
また、費用の相場感をよりリアルに把握するためには、複数の動画制作・映像制作会社へのお問い合わせもおすすめします!
YouTube動画の制作費用を安く抑える方法は?
YouTube動画制作では何にどれぐらいのお金がかかるか、ある程度見えてきたかと思います。これらを整理することで、費用を安く抑える方法も見えてくるでしょう。
YouTube動画制作の費用を抑えるには、主に3つの方法があります。
- 依頼する範囲を絞る・自社で制作する
- 撮影費用を抑える
- セットやパッケージを使って1本あたりの価格を下げる
順番に見ていきましょう。
料金を安く抑える方法①依頼する範囲を絞る・自社で制作する
YouTube動画の制作料金を抑えるためのポイント1つ目は「依頼する範囲を絞る」ことです。ここまでで説明してきた通り、YouTube動画制作には以下の工程があります。
- 企画・構成
- キャスティング
- 撮影・編集
- CG・アニメーションの制作・挿入
全てを動画制作会社に依頼するとなると費用は高くなりますが、なかには自社でおこなえること、また、省略できることもあるはずです。社内でできることは内製化し、社内では難しいもの、動画のクオリティに大きく影響する部分だけを制作会社に依頼しましょう。
料金を安く抑える方法②料金がかからない撮影・編集にする
YouTube動画制作の費用を安く抑えるためのポイント2つ目は「料金がかからない撮影・編集にする」ことです。具体例としては、以下のような方法があります。
料金を抑える撮影・編集方法
- グリーンバックなどシンプルな背景で撮影をおこなう
- CG・アニメーションは最低限にする。もしくは使用しない
- 動画を撮影せず、画像をつなぎ合わせたスライドショー形式の動画にする
少ない機材でできる撮影をおこない、必要ない編集を削ることで料金が抑えられます。特に、撮影場所までの移動にかかる交通費やカメラマンの人件費などは、工夫次第で大幅に費用を削れる部分です。
見積もり時点で価格を抑える方法を、外注先担当者と相談しましょう。
料金を安く抑える方法③まとまった本数を依頼する
YouTube動画制作費用を安く抑えるためのポイント3つ目はまとまった本数を依頼することです。先々の発注が決まっているのであれば、まとめて発注することで費用を抑えられないか相談しましょう。
また、一度に何本分かの撮影をする、挿入するアニメーションは他の動画にも使い回すなど、動画の本数を増やすことで得られるメリットは多くあります。
こうしたことも踏まえてYouTube動画の構成やデザイン、発注先を選定すると、思った以上に費用を削減できるかもしれません。
費用を安く抑えたい場合のおすすめ”撮影方法”を解説
YouTube動画制作の中でも、特に撮影の工夫による費用削減の方法を解説します。
実写動画は最もメジャーなYouTube動画の形式です。ここで紹介する内容を実践して、大幅な費用削減を実現しましょう。
料金を抑える撮影・編集方法
- YouTube動画のテンプレを作る
- 映像の素材を自社で準備する
- 撮影場所(ロケ地・アングルなど)を固定する
- グリーンバックを背景に使用する
- 作成する動画そのものを短くする(1分・5分・10分程度)
YouTube動画のテンプレを作る
YouTube動画撮影の費用を削減する1つ目のポイントはYouTube動画のテンプレを作ることです。YouTubeチャンネルを運用する場合は、チャンネル登録者数を増やすために、定期的に動画を更新する必要があります。
テンプレを準備しパターンを決めておくことで、それのアレンジだけでYouTube動画の量産が可能となり、同時にYouTube動画制作の費用や時間の削減に繋がります。
テンプレの作成は、YouTubeチャンネルを運用する場合には、必須の項目と言えるでしょう。
映像の素材や演者を自社で準備する
動画制作に取り組む際、動画・映像の素材(写真、イラスト、過去に使用した動画など)を自社で準備することができれば、映像制作の費用を抑えられます。
また、実写動画の制作時には、キャストやエキストラにタレントの起用は必須なのか検討しましょう。その際、自社の社員に出演してもらうことができるのであれば、キャスティング代や衣装代、ヘアメイク代などの費用を抑えることが可能です。
ある程度映像の素材を自社で準備することができれば、実写の場合は撮影スタッフの人件費や機材・場所代など、アニメーション動画の場合であれば、イラスト制作費用などを削減可能です。
撮影場所(ロケ地・アングルなど)を固定する
YouTube動画の撮影費用を抑えるためには撮影場所を固定することも有効です。
毎回違う場所で撮影するとなると、その都度撮影場所を決めるまでに時間が必要です。また、撮影場所を探すために交通費が必要となるケースもあります。
アングルの固定も、撮影時間や工数の削減につながるため、結果的に人件費の削減などに貢献します。例えば、料理レシピ動画ではコンロの上やテーブルの上などにカメラの設置場所を決めておけば、毎回アングルを工夫する必要がなくなります。
理想的な撮影場所を早い段階で見つけ、その後はお決まりの場所として使い回しましょう。
グリーンバックを背景に使用する
室内でYouTube動画の撮影をする場合には背景にグリーンバックを使うのがおすすめです。グリーンバックとは、あとから背景を合成するために使用する道具で、天気予報の撮影にも使用されます。
使用することで、現地に出向くことなく好きな背景に変えることができ、移動の時間や費用の削減に有効です。
作成する動画そのものを短くする(1分・5分・10分程度)
「作成する動画そのものを短くする」のも、YouTube動画の撮影費用を削減する方法の1つです。当然ながら、出来上がる動画の尺が長ければ長いほど多くの動画素材が必要となり、撮影時間は長くなります。つまり、撮影費用が嵩みます。
YouTube動画の企画、台本を作る段階で内容の要・不要を精査し、必要となる動画素材や撮影時間は絞り込みましょう。
YouTube動画制作の外注で注意したいポイント
- 依頼する作業を明確にする
- 依頼要件の明確化
- 参考イメージを共有する
- 修正対応の明確化
YouTube動画制作を依頼する際の注意点をお伝えします。
YouTube動画制作を外注する際、全てを丸投げすればいいというわけではありません。自社でできることは内製化することで、料金が膨れ上がるのを防ぐと同時に、効率的にイメージ通りの動画を制作できます。
依頼する作業を明確にする
依頼する作業を明確にするのは、YouTube動画制作を依頼する際に最も重要なポイントです。
作業範囲を明確化することで、制作依頼時に費用の見積もりを正しくおこなえるのと同時に、作業の抜け漏れを防ぐことができます。制作会社によって動画の企画・制作・アカウント運用など提供するサービスの範囲は様々です。
自社の認識と制作会社の認識のずれがないかを確認しながら、依頼する作業の範囲を明確にしましょう。
依頼要件の明確化
注意点の2つ目は依頼要件を明確にするという点です。動画編集を依頼する際には動画編集の要件を適切に伝えるようにしましょう。具体的には下記の内容が必要です。
- カット割り
- 動画サムネイル
- 効果音
- テロップ
- その動画が目標とする視聴回数
制作するYouTube動画の目的やコンセプトから、優先的に決めていきたい、こだわりたいポイントを明確にします。わからない部分は任せっきりにせず、こちらから質問してみましょう。
参考イメージを共有する
注意点の3つ目は参考イメージを共有することです。
YouTube動画制作を外注した際に最も避けたいのは、イメージと異なるものが出来上がってしまうことです。
イメージと異なるものがYouTube動画が出来上がった場合、その分修正費用が必要になりますし、場合によっては1本丸々使えなくなってしまうこともあるかもしれません。
言葉や文章のみで打ち合わせをおこなうと、どうしても思い描くイメージにズレが生じます。参考にする動画やデザイン、スケッチ等も用いながら出来上がりのイメージを共有しましょう。
修正対応の明確化
注意点の4つ目は修正対応の明確化をすることです。
どれだけ入念に確認を繰り返しても「少しイメージと違う」「ここはもう少しこうしてほしい」といったリクエストは出てくるでしょう。
そうなった時に「話が違う」とならないため、あらかじめ修正の可否を確認しておく必要があります。制作前にこうした話し合いをすることで、お互いが気持ちよく仕事をできるはずです。
【参考】YouTubeに関するその他費用相場について
YouTube動画制作をしても、それが視聴者に届かなければ何の意味もありません。むしろ高額な費用を支払った分だけマイナスです。
しかし、YouTubeを始めたからといって全員が成功しているわけではないのも事実。ここではYouTubeアカウント運営やYouTube動画運営に欠かせない、成功までのノウハウを持つサービスと、それを利用する際の費用相場を解説します。
YouTubeコンサルの費用・料金相場
YouTubeコンサルには大きく分けて3つのタイプがあります。それぞれの料金相場をみていきましょう。
全体管理型(料金相場:30万〜50万円/月)
全体管理型のコンサルは企画立案から動画制作、YouTubeアカウントの運用までを一貫して代行してくれます。社内にノウハウを蓄積する必要性がなく、YouTubeは継続的に外部に運営させたい企業におすすめです。
アドバイザー型(料金相場:10万〜30万円/月)
アドバイザー型のコンサルは企画・運用のブレーンとしてアドバイスのみをおこないます。YouTubeアカウントやYouTube動画の運用で伸び悩んでいるがコストを抑えたい、また、ノウハウを蓄積していきたいと考える企業におすすめです。
動画制作請負型
動画制作請負型のコンサルは、動画制作をサポートするタイプのコンサルです。動画制作の時間や本数、サムネイル画像の枚数等に応じて費用が発生します。
YouTuberタイアップ動画の費用・料金相場
これはYouTuberのチャンネル内で自社の商品を宣伝してもらうというものです。自社でYouTubeチャンネルを持つだけでなく、YouTuber(ユーチューバー)とタイアップするのもYouTubeの利用方法の1つと言えます。
YouTuberに企画や脚本を任せることでエンタメ性が強くなり、PR色をいい意味で弱めることができるのが特徴です。
YouTuberタイアップ動画は、依頼するYouTuberのチャンネル登録者数や動画の再生回数に応じて金額が変動するため、数万円〜数百万円と料金相場に幅があります。
YouTube広告配信・運用にかかる費用・料金相場
YouTube広告はYouTubeのサイト内外に、YouTubeの仕組みを利用した広告を出稿する方法です。YouTube動画の前後や再生途中に流れる動画広告、検索画面にサムネイル画像を表示させるものなど、様々なフォーマットや課金方式があります。
YouTube広告は、1回の視聴やユーザーのアクションに対して広告費が発生するため、少額費用(数万円)から気軽に始めることが可能です。
YouTube広告の運用に関しては、以下の記事もあわせてご確認ください。
YouTube動画制作の相場・料金まとめ
今回の記事ではYouTube動画制作に関する様々な費用について解説しました。
予算だけでなく、費用対効果やクオリティも
考慮して制作会社を選びましょう
YouTube動画制作のサービスは、編集の一部を依頼する方法や、企画から運用までを丸投げする方法まで様々です。依頼する範囲によって大きく費用相場が異なります。
YouTube動画制作のどこにどれぐらいの費用をかけるのかをよく検討し、イメージ通りのYouTube動画を、自社の予算に合わせて制作して頂ければと思います。
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当サービス「CINEMATO」のサービス概要と、オンライン時代に求められる動画マーケティングの重要性や動画コンテンツ戦略のポイントをまとめた資料を作成しました。
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新卒でデロイト・トーマツグループに入社。その後、株式会社プルークスを共同創業、取締役に就任。大手、メガベンチャー企業を中心に多数のwebマーケティング・プロデュースを手がける。
2017 youtube ads leaderboard下期受賞経験を持つ他、2018年アドテック関西へスピーカー登壇。