会社紹介動画とは、企業が自社ブランドや製品、事業・サービスの紹介を目的として制作する動画です。
企業の魅力を社内外に向けて訴求するための会社紹介動画は、映像コンテンツの市場拡大を受け、多くの企業のマーケティング担当者から注目を集めています。
しかし、会社紹介動画の制作する企業様からは「自社のPRにはどのような会社紹介動画を制作すべきか?」「そもそも会社紹介動画を制作するメリットは?」などの質問をいただくことが多くあります。
そこでこの記事では、以下の流れで会社紹介動画の制作ついて解説します。
- 会社紹介動画を活用する目的と効果・メリット
- 企業による実際の制作事例
- 映像ジャンル別の費用相場
- 映像制作の事前チェックポイント
この記事を通して会社紹介動画の制作の流れや費用の相場について知っていただき、貴社のマーケティングや採用活動の成功のきっかけになれば幸いです。それでは順番に見ていきましょう。
目次
会社紹介動画を制作する目的
会社紹介動画を制作する目的の確認前に、まずは会社紹介の役割や期待できる効果を確認します。
会社紹介の役割や効果
会社紹介は、自社の事業内容や会社の規模、企業理念などをステークホルダーに伝える行為です。取引先企業や求職者、投資家などの関係先に対して「自社が信用に値するか」「安心して取引できるか」を示す役割があります。
特にBtoB事業においては、商品・サービス開発の背景や、依頼した商品の納品までの流れ、導入企業の事例など普段目にしづらい情報を動画で伝えることで、信頼度を高める効果も期待できます。
動画の制作目的は会社紹介の効率化
会社紹介動画は、事業内容や会社の規模、企業理念などの会社紹介を動画化したものです。会社紹介動画を活用することで、企業はステークホルダーに対して、短時間で効率的に自社の魅力を伝えることができます。特に、口頭では伝わりにくい企業理念や事業・サービスへの想い、会社の雰囲気などを伝えるのに、会社紹介動画は効果的です。
前述の通り、会社紹介には企業としての信頼を高めるという重大な役割がありますが、ステークホルダーにとってもパンフレットやWEBサイトでの情報収集は非効率な場合も。すべての情報に目を通すことは難しく、不明点が残る場合もあるでしょう。
この会社情報を効率的にわかりやすく伝えることができることが、会社紹介動画の制作メリットです。
会社紹介動画のターゲット
会社紹介動画の制作目的に続き、ここでは「会社紹介動画のターゲットは誰か?」という点について解説します。
企業が自社をPRするべき機会は多く、その分会社紹介動画のターゲットは多岐に渡ります。以下に挙げるのが会社紹介動画のターゲット一覧です。
- 一般消費者・見込み顧客(BtoC)
- 取引先企業・見込み顧客(BtoB)
- 株主
- 従業員
- 求職者
一般消費者・見込み顧客(BtoC)
会社紹介動画は一般の消費者に向けて企業の魅力を訴求する際に使用されます。この時、企業は取り組む事業内容の紹介、企業紹介を通して企業のイメージアップを図ります。実施する社会貢献活動や、事業が社会にもたらす価値を表現する動画がその具体例です。
現在は自社ホームページやYouTubeなど、さまざまな媒体で動画を公開できます。多くの企業にとって、自社のPRが目的の動画コンテンツ作成は認知拡大やイメージアップに欠かすことのできない手段になりつつあります。
取引先企業・見込み顧客(BtoB)
BtoBビジネスの事業者にとって、取引先企業は会社紹介動画の重要なターゲットです。
取引先企業に自社をPRする際には、自社のイメージアップだけでなく企業間の信頼関係を育むことを意識します。会社の歴史・過去の業績開示・事業所の紹介等がその一例です。
今やインターネットで情報を収集し、オンライン上で様々な取引をおこなうことが当たり前の世の中になりました。必ずしもリアルの場での対面や会社訪問を必要としなくなった時代だからこそ、会社紹介動画は効果を発揮します。
株主
事業を運営する上で、重要なステークホルダーの1つが株主。会社紹介動画は既存の株主や今後投資を検討する投資家に向けても公開されるものです。
また投資先の決定では、過去の実績に加えて企業の成長性も重視されます。そのため株主向けの会社紹介動画では、これまでの実績や企業独自の強みに加えて、今後の成長戦略も訴求します。
「この企業は投資するに値する会社である」ことを訴求するためにも、株主総会などで公開する動画は、特に力を入れて制作する必要があるでしょう。
従業員
会社紹介動画は社外向けに企業の魅力を発信するツールだと思われがちですが、社内の従業員に向けて制作・公開するケースもあります。社員に向けて企業の魅力を伝え、労使の結束力を高める行為はインナーブランディングと呼ばれます。
企業は会社紹介動画を通して、従業員に自社の事業や業績、福利厚生や今後の展望などの情報をわかりやすく伝えることができます。社員総会や新規事業のお披露目イベントなどが主な動画の公開場所です。
インナーブランディングを目的とした会社紹介動画では、社員の働きがいや貢献意欲の醸成が主な目的となります。経営陣・社員が一丸となることで、会社の成長速度を高めましょう。
求職者
採用の現場では、入社を検討する求職者に向けて会社紹介動画を活用できます。求職者向けの会社紹介動画では企業・事業紹介型の動画と合わせ、社員・経営者のインタビュー動画も多く採用されています。若手社員のインタビューで語られるのは、入社前に感じていた不安や現在の仕事内容、また今後の目標など。
求職者は出演する社員と自身を重ね、「この企業に入社したら自分はどうなれるか?」を想像します。視聴者が内容を「自分ごと化」できるのも、会社紹介動画の特徴です。
面白い・かっこいい・おしゃれな会社紹介動画のおすすめ活用法
「会社紹介動画」と聞くと、真面目で形式的、ビジネス色の強い動画を想像するかもしれませんが、特に形式にこだわる必要はありません。企業によっては独自色を打ち出すために個性的な動画を制作する場合もあります。
効果の一例
- 面白い動画でステークホルダーに親近感を与える
- かっこいい動画でインナーブランディングを高める
- おしゃれな動画でイメージアップを図る
また、インターネット上の様々な媒体で動画がシェアされる現在では、面白い・かっこいい会社紹介動画は自然と拡散されます。
以下、自社の動画でより多くの視聴者にアプローチするために、魅力的な動画の拡散効果を高めるおすすめの公開場所を紹介します。
- Youtubeチャンネル
- SNS
- WEB広告
Youtubeチャンネル
動画コンテンツの配信が一般的になった今では、多くの企業が自社のYouTubeチャンネルを保有しています。
YouTubeチャンネルでは、動画コンテンツをアーカイブできるため、シリーズものの動画を保管するのに適しています。
かっこいい・面白いシリーズものの会社紹介動画を制作することで、動画のファンを作れる可能性もあるでしょう。
SNS
SNSは、高い拡散能力を持つ動画配信媒体です。会社紹介動画についても例外ではなく、かっこいい演出の動画や、面白いと話題になった動画は、ユーザー間で拡散されていきます。
SNSで拡散を狙う場合、押さえておきたいのはユーザーの「誰かに共有したい」という感情です。これまでにない独自性のあるシナリオや演出で、SNSユーザーの心を鷲掴みにしましょう。
近年では、TikTokやYouTube Shorts、Instagram Reelsといった縦型ショート動画(9:16)での会社紹介も一般的になっています。特に採用目的の場合、作り込まれた横長動画よりも、社員の日常やリアルな職場風景を切り取った短尺動画の方が共感を得やすい傾向があります。会社紹介動画は「1本作って終わり」ではなく、長尺版をWebサイトに、短尺版をSNSや広告に展開するといった運用前提で設計することが重要です。
WEB広告
近頃YouTube等の視聴中に目にする動画広告でも、面白い要素は重要です。
WEB広告は以下のように、一連の流れによって成果を生み出します。
- 視聴者の目に触れる
- 視聴者にクリックされる
- 遷移先ページでの行動につながる
しかし、もともと興味のないユーザーにWEB広告で行動させるのは簡単ではありません。
そのためYouTube等に広告出稿する企業は、「どのように視聴者を動画に引き込むか」「面白いだけでなくユーザーをどのように行動させるか」に試行錯誤を重ねています。
思わず見入ってしまう、思わずクリックしてしまう動画広告に共通うるのが、「面白い」や「興味深い」などの要素です。
会社紹介動画を活用する効果やメリット
ここでは会社紹介動画を活用する効果やメリットについて確認します。弊社CINEMATOのサービスを利用して会社紹介動画を制作される企業様は、以下のようなメリットを感じられています。
- 会社の情報をわかりやすく説明できる
- 感情に訴えかけることができ、視聴者の心に響きやすい
- 社員インタビューで会社の雰囲気を伝えられて採用に活かせる
- 施設をオンラインでも案内できる
- 説明の質を一定にできる
これらのメリットをよく理解することで、自社の会社紹介動画の効果を高めることができます。それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
会社の情報をわかりやすく理解できる
会社紹介動画を利用する1つ目のメリットは、短い時間で事業内容や会社の歴史を伝えられることです。
動画はテキストや静止画と比べて、短時間で直感的に理解しやすく、情報が記憶に残りやすいという特徴もあります。企業の世界観や雰囲気、価値観を視覚と聴覚を通して伝えられる点が、会社紹介動画の強みです。
動画を用いた会社紹介なら、視聴者は短時間でストレスなくその会社の情報を理解できます。文字や静止画のみの会社紹介と比較して、情報伝達効率を格段に高めることが可能な点が動画制作のメリットです。
感情に訴えかけることができ、視聴者の心に響きやすい
給与や福利厚生、会社の住所など解釈の余地のない情報とは対照的に、会社のビジョンや経営理念、ブランドイメージなど情報の受け手によって解釈の余地がある情報は、テキストや画像だけではうまく伝わらない場合もあります。
社長がビジョンについて熱量を込めて話す、ブランドイメージを映像と音で表現するなど、会社紹介動画は、視覚と聴覚の両方に対するアプローチで、ユーザーの心に訴えかけることができる点も特徴です。
社員インタビューで会社の雰囲気を伝えられて採用に活かせる(社員紹介動画)
会社紹介動画の中でも、社員へのインタビューを通じて制作する社員紹介動画は、会社の雰囲気を伝えるのに向いています。「どんな人が働いているのか?」「どんな考えで働いているのか?」「一日の業務の流れやその様子は?」など、働く人の雰囲気を動画で伝えることが可能です。
会社紹介動画を通じて会社や社員の雰囲気を伝えることで、ステークホルダーに親近感や安心感などの感情を与えることもできます。
施設や店舗をオンラインでも案内できる
社員が働く店舗やオフィス、工場などの設備、福利厚生施設などを、オンラインで紹介できる点も動画の強み。オンラインでのコミュニケーションが一般化し、企業への「訪問」機会が減った現在、施設紹介や店舗紹介動画の役割はさらに拡大しています。
店舗や施設の紹介を目的とする会社紹介動画では、整理されている環境か、好印象を与えるオフィスか、働きやすい会社かなど、会社の印象をオンラインで伝えることが可能です。会社紹介動画を通じて施設紹介は、取引先や株主には安心感の醸成、入社希望者には会社訪問の擬似体験を提供することができます。
説明の質を一定にできる
自社のWEBサイト、採用サイト、会社説明会、株主総会など、外部に向けて会社紹介をする機会は多々あります。この時、会社紹介動画があれば会社紹介の属人化を防ぎ、毎回一定の理解を得られる会社紹介が可能です。
また動画は繰り返し活用できるので、毎回同じ説明をする手間も省けます。展示会や会社説明会などの場でもスピーカーを帯同する必要がなく、人件費の削減にも繋がります。
CINEMATOワンポイント解説:会社紹介動画の費用対効果を「時間」で考える
「会社紹介動画を制作しても見られるか不安」と感じられる企業様も多い一方、CINEMATOでは「動画は優秀な営業・採用担当者の分身」という考え方で効果を試算します。
例えば、3分間の会社紹介動画を制作した場合、以下のような時間の創出が見込めます。
- Webサイトや会社説明会での視聴回数:計7,000回以上
- 7,000回 × 3分 = 21,000分 ≒ 350時間
- その他、SNSアカウントやYoutubeチャンネル上での再生を含めると、1本で年間400時間以上の説明時間を生み出すと計算できます。
会社紹介動画があれば、専門の社員がいなくても社外のステークホルダーに400時間をかけて会社や事業・サービスの説明が可能です。会社紹介動画の制作はコンテンツ作りと同時に、「説明コストの削減と、質の高い接触時間の創出」という事業課題の解決策にもなるのです。
以上、会社紹介動画の活用メリットを紹介しました。ここで紹介した会社紹介動画の5つのメリットを活かし、自社の会社紹介を効果的かつ効率的なものにしていきましょう。
会社紹介動画の費用相場
以上、会社紹介動画のメリットや用途について確認しました。次に企業の担当者様として気になるのは、会社紹介動画の制作費用の相場でしょう。以下、弊社が提供する動画制作サービスCINEMATOの費用相場を、動画ジャンル別にご紹介します。会社紹介はもちろん、その他の用途で動画を制作する際にも、参考としてご利用ください。
会社紹介動画の制作費用目安は50万円〜300万円程度
会社紹介動画の制作費用は、50万円〜300万円程度が一つの目安となります。
ただし、50万円台は「素材支給・編集のみ」やテンプレート活用が中心となり、企画設計・撮影・構成まで含めた場合は、100万円〜300万円前後が現在の相場です。
さらに、ブランディング戦略やコンサルティング要素を含む場合には、300万円以上になるケースもあります。
より詳細な費用が知りたい場合や、どのような要素で価格が変わるのかを知りたい場合には、動画制作会社に問い合わせ、料金の見積もりを依頼しましょう。
| 動画の種類 | 料金相場 |
|---|---|
| 会社紹介動画 | 50万円~300万円 |
| 商品紹介・サービス紹介動画 | 50万円~100万円 |
| マニュアル動画 |
30万円~80万円 |
| WEBCM |
100万円~500万円 |
| 採用動画 |
50万円~200万円 |
| インタビュー動画 |
30万円~150万円 |
| イベント動画 |
50万円~100万円 |
| IR動画 |
50万円~200万円 |
| ブランディング動画 |
200万円~500万円 |
| アニメーション動画 |
30万円~100万円 |
| YouTubeチャンネル用の動画 |
5万円~50万円 |
※料金は企画内容・撮影日数・出演人数・表現手法により変動します。
実際にお問い合わせをいただいた際には詳細のご説明はもちろん、動画タイプに合わせて制作コストの削減方法についても紹介します。まずは一度、お気軽にお問い合わせください。
次は会社紹介動画の事例や目的ごとに適した演出、コツを見ていきましょう。
会社紹介動画の種類と参考事例
ここでは会社紹介動画の種類を、事例とともにご紹介します。会社紹介動画の活用目的や、場面に適した効果的な演出の仕方を確認しましょう。まず、会社紹介には大きく分けて下記の3つの種類があります。
【事業紹介型】(事業内容の理解)
【カルチャー・職場紹介型】(職場環境の理解)
【ビジョン紹介型】(将来像の理解と共感創出)
それぞれの目的ごとに、会社紹介動画の事例を確認していきましょう。
事業紹介型の事例
事業を中心に紹介する会社紹介動画です。事業内容から、自社が展開するサービスの紹介や商品説明などに向いています。
事業紹介動画の目的は、自社の事業内容をわかりやすくステークホルダーに紹介することです。投資家であれば投資するに値する事業内容なのか、求職者なら自分がやりたいと思う仕事なのかなどを伝えます。
このタイプの会社紹介動画では、グラフィックで事業内容やグラフを見せつつ、実写でイメージを沸かせるような演出が適しています。
株式会社サイバーエージェント
株式会社サーバーエージェント・ゲーム事業部の紹介動画は、担当者のインタビューを軸に構成された動画制作事例です。全編を通して担当者による事業部の説明、組織体制の説明がおこなわれます。
映像では担当者を複数のアングルから撮影、さらにオフィスでの仕事風景やゲームタイトルの画像を挿入し、音楽と組み合わせることでかっこいい印象に仕上がっています。
| 演出方法 | インタビュー形式 |
|---|---|
| 適した場面・ポイント | 採用などにおすすめ。 インタビュー形式で熱意や想いなどを訴求し、一緒に働きたいと思わせたりするのに効果的です。 |
伊藤忠商事株式会社
伊藤忠商事株式会社の制作事例は、実写とアニメーションにナレーションを加えて事業内容を紹介する事業紹介型動画です。
実際の仕事風景や製品の紹介・インタビューに実写を、業績や理念といった内容の表現にはアニメーションを使用し、事業内容を視聴者に的確に伝えるための工夫がなされています。
ドラマチックな映像と壮大な音楽により、「歴史あるかっこいい企業像」を表現しています。
| 演出方法 | 実写素材+グラフィック |
|---|---|
| 適した場面・ポイント | 株主総会などでの活用がおすすめ。 実写で事業イメージを伝えつつ、経営計画などの数字を用いた場面ではグラフィックを追加するのが効果的です。 |
以上、事業紹介型の会社紹介動画の事例でした。動画制作のコツはこちらです。
「事業そのもの(将来性も含めて)を伝えたいのか?」「事業にかける想いを伝えたいのか?」を明確にするのがポイント。
続いては、カルチャー・職場紹介型の演出を確認していきましょう。
カルチャー・職場紹介型の事例
会社のカルチャーや職場を紹介する会社紹介動画です。社員がどんな働き方をしているのか・どんな想いで働いているのか・どんな場所で働いているのかを伝えることが目的になります。特に求職者にとって職場環境や雰囲気は、入社前に必ず知っておきたい情報の1つです。
代表的なのは社員インタビュー形式の演出で、こんな熱意を持った人と働きたい、おしゃれなオフィスで働きたいというような動機を促すのにも役立ちます。
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
デロイト・トーマツコンサルティング合同会社の動画事例は、女性社員のインタビューを通して社内の働き方を訴求するカルチャー紹介型動画。
動画内では、社員として入社する前に抱えていた不安や現在の仕事、今後のビジョンが、出演者本人の言葉で語られます。社員に高いレベルの仕事を求めるだけでなく、ライフスタイルを大切にする企業風土が窺えます。
| 演出方法 | インタビュー |
|---|---|
| 適した場面・ポイント | 社員インタビュー形式。 カルチャーマッチした採用を目指す場合におすすめ。 |
ヤフー株式会社(※現 LINEヤフー株式会社)
※2023年10月のグループ再編により、現在は「LINEヤフー株式会社」ですが、本事例は再編前の取り組みとして紹介します。
ヤフー株式会社制作の動画事例はオフィスツアー形式のカルチャー紹介動画。東京本社の開放的な新オフィスで女性社員がのんびりと過ごす姿が映し出されます。
動画は全編を通して言葉はなく、出演する女性社員たちの表情も映りません。これにより映像の主役は「空間」となり、オフィスが視聴者の視線を集めることを手伝っています。
| 演出方法 | オフィスツアー |
|---|---|
| 適した場面・ポイント | 施設案内動画。環境がカルチャーを作っている場合におすすめ。将来的な選択肢としてVR表現も考えられますが、現時点ではコストや視聴環境の制約が大きいため、まずは実写映像や広角カット、空間を活かした演出を工夫するのが現実的です。 |
グーグル合同会社
本事例で紹介される「Woman Will」は、Google合同会社が推進する女性一人一人の経済力の向上と成長を支援する取り組みです。
現在日本国内の多くの企業では「産休取得率」の向上に努めていますが、Googleではその一歩先、「復職後の職場環境」に焦点を当てています。
動画には男性も出演し、子育てを応援する姿が描かれ、企業のカルチャーが伝わります。社員の家庭を描く温かい映像とドッキリ企画のような面白い演出の異質な組み合わせが印象的です。
| 演出方法 | ドキュメンタリー |
|---|---|
| 適した場面・ポイント | 作り物ではないリアルな演出をしたい場合におすすめ。ただし、良くも悪くもリアルなので、取り直しなどはできないのと、コストがかかる。 |
カルチャー紹介型の会社紹介動画のコツはこちらです。
何が自社のカルチャーを形どっているのかを見つめるのがポイント。
続いてはビジョン紹介型の演出を確認していきましょう。
ビジョンコンセプト紹介型の事例
会社のビジョンを紹介する会社紹介動画です。伝えるのが難しいビジョンですが、会社紹介動画ならわかりやすく伝えられます。投資をする、一緒に働くなど、企業のビジョンに心を動かされて行動することも多々あります。ビジネスを成功させる上でビジョンの周知は欠かせません。
ビジョン紹介の目的は以下の3つです。
- 投資家向けに会社の将来像を共有する
- 社員とビジョンを共有する
- 社外から共感を得る
オムロン株式会社
オムロン株式会社制作の動画事例はアニメーションを使用し、企業の事業コンセプトを表現した会社紹介動画。
動画内ではシンプルなデザインのアニメーションを使用し、同社が実現したい未来の姿が表現されています。
文字テロップにより視聴者にメッセージを届けるとともに、その背景映像で抽象的なイメージを視覚的に伝えます。BGMは一貫して電子音を使うことで、近未来的な雰囲気を表現した点が印象的です。
| 演出方法 | アニメーション |
|---|---|
| 適した場面・ポイント | ビジョンに対する理解を促すのみであれば、低価格で使えるアニメーションがおすすめ。 |
ビジョン紹介型の会社紹介動画のコツはこちらです。
ビジョンは発案者の頭の中にしかないため、動画として表現する際には担当者と何度も丁寧にすり合わせることが重要です。
以上、会社紹介動画の事例を演出別にご紹介しました。
続いては、効果がでる会社紹介動画を制作するポイントを確認していきましょう。
会社紹介動画の作り方のポイントは?
会社紹介動画の制作で大事なのは「誰の」「どんな課題を」「どうやって解決するか」を明確にすることです。ただ単に「かっこいい、面白い」演出の動画を制作すれば良いわけではありません。以下、会社紹介動画を制作する際のポイントを紹介します。
ポイント
- 目的を明確に決める
- 訴求したいターゲットを決める
- 紹介動画を使う場面を決める
- 自社の魅力(企業・商品のブランドイメージ)を明確にする
- 内容に合わせた演出を選ぶ
目的を明確に決める
会社紹介動画の制作では、初めに動画を作る目的を明確にします。例えば、事業内容が一般に浸透しておらず、採用で興味を持ってもらえないという課題があるとします。この場合は、事業理解を目的とした会社紹介動画の制作が必要です。
会社紹介動画の目的設定は、動画のシナリオや演出方法を決める土台となる、重要な部分です。動画制作に関わる社内の担当部署で話し合うだけでなく、動画制作会社にも共通の認識を持たせられるようにしましょう。
訴求したいターゲットを決める
次に会社紹介動画のターゲットを明確にします。ここで設定するターゲットで、制作する動画のコンセプトが変わります。このコンセプトとは「ターゲットの心が動く訴求」のことです。当然ながらターゲットを決めずに動画を制作してしまうと、誰にも響かないコンセプトの会社紹介動画になってしまいます。
例として、ターゲットは「転職を考えている人」とします。人間関係が原因で転職を考えている場合、このターゲットに響く会社紹介動画はどのような内容でしょうか。
答えは、働く人の雰囲気や考え方、会社全体のカルチャーなどを紹介する動画です。
つまり、動画制作の目的・ターゲット(誰向けの動画か)を設定することで、「何を訴求すべきか」が自ずと決まってきます。
紹介動画を使う場面を決める
会社説明会や株主総会、WEBサイトなど、「いつどんな場面でターゲットが会社紹介動画を見るのか」を明確にするのも重要なポイントです。
転職者向けの会社紹介動画であれば、Web広告を使って配信するのか、それとも会社説明会で公開するのかで訴求すべきポイントも違います。また、自社サイトで公開する長尺動画と30秒程度のYouTube広告では効果的なシナリオが異なります。
ターゲットがいつどんな場面で見るのか、どの媒体で配信するのかを考え、それに適したフォーマット・シナリオで動画を制作しましょう。
自社の魅力(企業・商品のブランドイメージ)を明確にする
ターゲットと使う場面を決めたら、自社が「訴求したいポイント」を洗い出します。大切なのは、「動画を見る人(ターゲット)」はどんな情報がほしいか、この動画の視聴にどんなメリットがあるのかを、ユーザー視点で明確にすることです。
自社が伝えたいことと視聴者の欲しい情報が一致することで、心を動かす会社紹介動画になります。日々の営業活動の情報やアンケート調査などを利用し、改めて社外から見た「自社」の「企業・事業・商品」の「ブランドイメージ」を見つめ直しましょう。
内容に合わせた構成・演出を考える
洗い出した訴求ポイントを的確に伝えるために重要なのが、動画の構成や演出です。
動画の構成や演出方法を決める際には、各訴求ポイントをいかにして視聴者に伝えるかを検討します。具体的には
- 社員の生の声をインタビュー動画で伝える
- 会社の歴史をドラマ仕立ての動画で伝える
- 業績や取り組みをアニメーション動画で簡潔に伝える
といった点を検討します。この時、情報の受け手によって理解がブレず、視聴者全員が同様の理解を得られるかに注意が必要です。
以上、会社紹介動画を制作するコツをご紹介しました。ここで紹介した動画制作のコツは、会社紹介動画以外の動画制作時にも活用できます。実制作の際に読み返して頂き、動画制作のチェックリストとしてご利用ください。
会社紹介動画の制作前に、動画制作会社の無料相談を利用するのもおすすめです。また会社紹介は信頼が重要なので、会社紹介動画のクオリティがそのまま会社のブランドに影響する可能性もあります。信頼できると感じた動画制作会社にまずは相談しましょう。
動画制作を検討中で「何から始めたいいか」とお困りの場合、ぜひCINEMATOまでお気軽にご相談ください。また、もし「この動画のような会社紹介動画が作りたい」というような動画がありましたら、ぜひお問い合わせの際にお伝えください。
会社紹介動画制作
CINEMATOが貴社の魅力を引き出した
会社紹介動画を制作します
会社紹介動画にかかる費用や制作の流れについて、お気軽にご相談ください。
制作実績累計2,000本以上のCINEMATOが無料でご提案します。
CINEMATOの制作実績
ここまで会社紹介動画に関する情報を解説しました。最後に、CINEMATOが過去に制作した会社紹介動画も実績として紹介します。貴社の会社紹介動画を制作する際の参考にしていただければ幸いです。
トランスコスモス株式会社様
| 動画の種類 | 事業紹介動画・採用動画 |
|---|---|
| 予算 | 100万円前後 |
| 動画のポイント | トランスコスモス株式会社はDX推進をはじめ、業務の効率化をサポートするBtoB企業です。
本事例は企業の使命をドラマチックに表現したブランディング動画。実写とCGを組み合わせた映像から、建設現場にデジタル技術を導入するイメージが想起されます。具体的な事業内容よりも「なぜトランスコスモスがBIS事業に取り組むのか」という「意義」を組み込むことで、学生の興味を引き付ける構成にしています。「想いを形に」というコンセプトを踏まえて、シナリオ、素材を選定しました。 |
株式会社EXIDEA
| 動画の種類 | 採用動画 |
|---|---|
| 予算 | 150万円前後 |
| 動画のポイント | 株式会社EXIDEAは、当サービス「CINEMATO」の運営母体であるWEBマーケティング企業です。事例では社員インタビューを通じて事業やコンテンツに対する思いが語られます。
社員の仕事への覚悟や想いを「1メディア1経営」「THE SHARE」という合言葉で印象付け、ストーリーや言葉選びにこだわることで、求職者に社員の想いが届くことを意識して制作した会社紹介動画です。 |
株式会社ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジー様
| 動画の種類 | サービス紹介動画 |
|---|---|
| 予算 | 150万円前後 |
| 動画のポイント | 高性能フィルムの製品スペックのみではイメージが湧きづらいため、自動車業界がどのように変化し、それによってなぜ高性能フィルムが必要になるのかを表現することで、サービスの具体的な活用方法や重要性を分かりやすく表現しています。
アニメーションと実写・CGを組み合わせ、専門性の高い製品や、自社製品によって生まれた未来の自動車の姿を描いています。 |
株式会社Game With様
| 動画の種類 | 採用動画 |
|---|---|
| 予算 | 150万円前後 |
| 動画のポイント | 株式会社Game Withは、ゲーム情報の提供等をメインとしたメディア運営をおこなう会社です。会社のミッション・カルチャーや働いている人を紹介する動画を制作することによって、「どのような会社なのか」という実態が分かりやすい動画を制作しました。
インサートカットを多く挿入することによって、インタビューの内容をより具体化的にイメージしやすくなるような演出にしています。 |
以上、CINEMATOの会社紹介動画の制作実績を紹介しました。
会社紹介動画の無料相談や費用見積もりはCINEMATOまでお問い合わせください
ビジネスのオンライン化が進んだ今、会社の魅力の伝え方は以前から変化しています。会社紹介動画は、オンラインでも企業の信頼性を作り出すのに効果的です。
魅力的かつ効率的に会社を紹介し、ビジネスチャンスに活かしましょう。
もし会社紹介動画の制作をご検討中であれば、ぜひCINEMATOまでご相談ください。CINEMATOは動画制作だけでなく、マーケティング視点を持った提案力やコンサルティングが強みです。トレンドの縦型動画への展開や、事業課題の整理、貴社独自の訴求ポイントまでご提案します。
もしご興味がありましたら、弊社の会社紹介動画制作サービスの詳細をご確認ください!
\CINEMATOへのお問い合わせはこちら/
関連記事
当記事でご紹介した動画以外に、CINEMATOが過去に制作した会社紹介動画の事例については、以下の記事をご確認ください。
会社紹介動画の効果や制作時のポイントについて、「ブランディング動画」「採用動画」といった切り口でも詳細を確認していきたい方は、以下の記事も参考にしていただければ幸いです。

新卒でデロイト・トーマツグループに入社。その後、株式会社プルークスを共同創業、取締役に就任。大手、メガベンチャー企業を中心に多数のwebマーケティング・プロデュースを手がける。
2017 youtube ads leaderboard下期受賞経験を持つ他、2018年アドテック関西へスピーカー登壇。