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アニメーション動画とは?11種類の映像表現や効果・制作メリットを解説
最終更新日:
アニメーション動画の導入のメリット

昨今YoutubeやWEB広告など、よく見かけるようになったアニメーション動画。コミカルなタッチのものから、ビジネスライクなものまで、その内容やテイストは多種多様です。

そのため、企業で使用する動画制作を検討する際、アニメーション動画もその選択肢の1つとなることでしょう。

ただその際には、「アニメーション動画・実写動画はどのように使い分けるのだろうか?」「自社で訴求したい内容を伝えるには、本当にアニメーション動画の活用が最適なのか」といった疑問も浮かびます。

そこで今回は、以下の疑問にお答えします。

この記事でわかること

  • アニメーション動画の種類・メリット
  • アニメーション動画制作の費用とスケジュール
  • アニメーション動画は自作可能か?

本記事を通して、効果的な企業用動画のためのヒントを見つけて頂けましたら幸いです。それでは順番に見ていきましょう。

アニメーション動画とは?

アニメーション動画とは、イラストやグラフィックのみで構成された動画を指します。

厳密には、アニメーションは実写を含めて静止画をコマ撮りして動かす技法を指します。

アニメーション(animation)は、複数の静止画像などを1コマずつ動かして動きを作る技術。静止した物体又は画を1コマ〜数コマづつ撮影し、動きのある映像にする手法です。単に動画、アニメとも呼ばれます。

参考:Wikipedia

ただし、企業の採用動画やサービス紹介動画などの動画制作にあたっては、上記の限定的な意味(イラスト・グラフィックのみ)で用いられることが多いです。当記事でも、イラストやグラフィックのみで構成された動画をアニメーション動画と呼び、その効果やメリット、事例などをご紹介していきます。

幅広い表現が魅力。アニメーション動画の表現方法11種類を解説

アニメーション動画には、様々な種類の表現があります。表現によって全く違ったイメージを与えられるのも魅力の一つです。

ここでは様々なアニメーション動画を11種類に分類して、実際の制作事例と合わせてご紹介します。様々な種類のアニメーション動画を知ることで、動画制作の引き出しを増やしていきましょう。

アニメーション動画の種類

  • イラストアニメーション
  • ピクトグラムアニメーション動画
  • モーショングラフィックス
  • タイポグラフィアニメーション
  • キャラクターアニメーション動画
  • インフォグラフィック動画
  • ホワイトボードアニメーション動画
  • 3Dアニメーション動画
  • 2.5Dアニメーション動画(アイソメトリック)
  • 線画アニメーション動画
  • フルアニメーション動画

イラストアニメーション


※CINEMATO制作動画

シンプルな2Dイラストを使用したアニメーション動画です。複雑な情報をわかりやすく伝えることができるため、無形商材のサービス紹介動画などに向いています。

アニメーション動画の中では比較的制作コストを抑えやすく、制作納期も短く設定しやすいため、人気のアニメーション制作手法の1つです。

おすすめポイント

  • 複雑な情報をわかりやすく伝えやすい
  • 映像制作コストを抑えやすい

ピクトグラムアニメーション動画


※CINEMATO制作動画

ピクトグラムは、日常の中でもよく見かける、アニメーション動画の代表例の1つです。

ピクトグラムとは、文字を使用しない単純化された絵文字を指し、代表的なものには非常口のイラスト・公共のトイレの男女のマークなどがあります。

おすすめポイント

  • 余分な情報がなく論点のみを簡潔に視聴者に伝えることができる
  • アニメーション動画の中で最も安価に制作可能

モーショングラフィックス


※他社制作動画

モーショングラフィックスとは、図形や写真、文字やロゴなど静止画の素材に、動きと音を付け足した映像のことを指します。

テキストに動きを加えることで視聴者の注意を引くとともに、静止画では伝えられない「楽しい」「嬉しい」「激しい」など様々な様子を演出可能です。

おすすめポイント

  • 余計な視覚情報をカットできる。
  • シンプルな演出が可能。
  • 静止よりアイキャッチが強い

タイポグラフィアニメーション


※他社制作動画

上述したモーショングラフィックスの中でも、文字によるアニメーション動画のことをタイポグラフィと呼びます。

事例をご覧頂くと分かる通り、1つずつの文字が音に合わせて動くことで、視聴者を動画の世界観に引き込むのが特徴です。

自由に文字を動かすことができるため、より情緒的な表現が可能となります。

おすすめポイント

  • 動画内の文字を読みやすく、美しく配置できる。
  • 伝えたいメッセージを直接的に伝えることが可能。
  • 文字のみを使って情緒的な表現が可能

キャラクターアニメーション動画


※CINEMATO制作動画

キャラクターアニメーション動画は、その名の通りキャラクターが登場するアニメーションを指します。人や動物、擬人化されたキャラクターが動画に組み込まれることで、視聴者の共感を高められる点が特徴です。

おすすめポイント

  • 動画そのものが、視聴者の印象に残りやすい。
  • 動画に親しみを抱いてもらえる。
  • 視聴者の共感が高まる。

インフォグラフィック動画


※他社制作動画

インフォグラフィック動画は、グラフや図表・写真などを用いて、数値などのデータをわかりやすく視覚化したアニメーション動画です。

数字やグラフの大きさや動きによって視聴者のデータへの注目を高める効果があります。

おすすめポイント

  • 数字などの定量的なデータがある場合に使用されるケースが多い。
  • 動きが加わるため、視聴者の印象に残りやすい。

ホワイトボードアニメーション動画


※他社制作動画

ホワイトボードアニメーション動画は、ホワイトボードにペンでイラストを作成している過程を映像にするアニメーション動画です。

この種類の動画は、文字やイラストが出来上がっていく過程を見ることで「次に何が描かれるのか?」と視聴者の目を釘付けにします。

視聴者は動画の続きが気になり、途中で離脱する割合が低く抑えられるのが特徴です。

おすすめポイント

  • 低予算で制作可能。
  • 動画の内容を順に表現でき、順序がわかりやすい。
  • 続きが気になり離脱率を低く抑えられる

3Dアニメーション動画


※他社制作動画

3Dアニメーション動画は、立体的なイラストや、グラフィックを用いた動画技法です。

立体的な3D映像で実写のようなリアル感を持たせつつ、自由に映像を表現できるのが特徴です。

まるで実写のようなリアルな映像と、適切なカット割を行うことで、実物を見せる以上にイメージしやすい、わかりやすい解説が可能です。

おすすめポイント

  • 映像越しに実体を把握できるため、商品紹介には最適。(カメラや掃除機など)
  • リッチな印象を持たせられる
  • 商品やサービスを、臨場感を持って様々な角度から訴求できる。

2.5Dアニメーション動画(アイソメトリック)


※他社制作動画

2.5Dアニメーションは、文字通り2Dと3Dの間くらいの立体感のあるアニメーション動画です。アイソメトリックと呼ばれることもあります。

平面的なアニメーションと比べ、空間的な広がりを俯瞰的に表現することができます。そのためキャラクターではなく、空間が主役となる内容の動画には2.5Dアニメーションが用いられます。

おすすめポイント

  • 平面ではなく俯瞰図を見せたい時に有効。
  • 商品やサービスにリッチな印象を持たせられる。
  • 3Dよりも予算を抑えられる。

線画アニメーション動画


※他社制作動画

線画アニメーション動画は、線画を使用したイラストに動きをつけた映像を用いて制作する動画です。線画アニメーション動画は、他の種類の動画と比べてややシンプルな印象となります。

紹介する事例のように、白黒の線画に一部色を加えることによって、視聴者に見てもらいたい部分のみを強調するといったことも可能です。

おすすめポイント

  • 動画全体の流れが把握しやすく、訴求点のみを簡潔・明確に伝えることができる。
  • 高度なスキルが必要となり価格も少し上がるため、予算に余裕があり、高い動画の質を求める方におすすめ。

フルアニメーション動画

※他社制作動画

フルアニメーション動画は、映画に使用されるようなアニメーションで、動きが非常に滑らかなことが特徴のアニメーション動画です。

CGのような無機質感が無いため親しみやすいのと同時に、世界観を表現しやすいという特徴があります。

おすすめポイント

  • ブランド独自の世界観を生み出しやすい。
  • ブランディング目的に使用されることが多い。
  • ユーザーの記憶に残りやすい

以上、代表的なアニメーション動画の種類を解説しました。このように、一言でアニメーション動画といっても、様々な表現方法があることがわかります。

自社の訴求したい内容や、視聴者に与えたいイメージをもとに、これらアニメーション動画の種類を使い分けましょう。

次章では、豊富な表現方法を持つアニメーション動画が持つ、実写動画にはないメリットを紹介します。

アニメーション動画を制作するメリットは?

イラストやCGを用いて様々な表現ができるアニメーション動画の活用には、多くのメリットがあります。

以下に挙げるのが、アニメーション動画を活用した際に得られるメリットの具体例です。

アニメーション動画のメリット

  • ユーザーに伝わりやすい
  • 映像表現の幅が広い
  • キャラクターが使用できる
  • 映像の全体の流れを把握しやすい
  • コストを抑えやすい
  • 映像修正・映像の方向の軌道修正・映像の再利用がしやすい

それでは1つずつ、順番に見ていきましょう。

ユーザーに伝わりやすい

情報を視覚的に「分かりやすく伝えられること」は、アニメーション動画のメリットです。

テキスト(文字)だけの情報では理解が困難な内容でもアニメーション動画ならわかりやすく、短時間で内容を伝えられます。

他にもテロップを用いて要点をまとめたり、音声やBGMによとって静止画にはない演出も可能です。

こうした様々な仕掛けを効果的に組み込んだ動画は、理解しやすく、印象に残りやすいものとなります。

映像表現の幅が広い

アニメーション動画は、実写では再現できないような表現も可能です。そのためソフトウェアのような無形商材(サービス)の利用イメージやメリットを訴求する際に、アニメーション動画は用いられます。

また、様々なエフェクトを用いて目立たせたい場所を強調し、訴求ポイントを明確化することもできます。

キャラクターが使用できる

キャラクターの登場する動画は視聴者の記憶に残りやすく、商品・サービスや企業ブランドへの親近感を持たせる効果もあります。

見た目がキャッチーなだけでなく、人が言わないような口調、言いにくいフレーズなども代理で話しやすいのも特徴です。

映像の全体の流れを把握しやすい

物事の変化やその流れをわかりやすく表現できる点も、アニメーション動画の持つメリットの一つです。

例えば、商品・サービスを利用するビフォー・アフターをわかりやすく伝えたり、左右に時間軸をおいてその変化を表現するといった動画もよく見かけます。

コストを抑えやすい

アニメーション動画制作は、実写の映像と比較してコストを抑えやすいメリットがあります。実写ではセットの構築や撮影場所の手配、タレント(出演者)の起用などが必要ですが、アニメーション動画ではこれらの要素を省くことができます。これにより制作費用を効率的に管理し、予算を抑えてクオリティの高いコンテンツを生み出すことが可能です。

広告やプロモーションのためのアニメーション動画の場合、浮いた予算をさらなるプロモーションに充てることが可能なため、このメリットは特にビジネスにおいては大きな魅力となります。

映像修正・映像の方向の軌道修正・映像の再利用がしやすい

アニメーション動画は、制作段階での修正が比較的容易です。実写映像では、再撮影には余計な時間や費用がかかってしまいます。また、都合によっては再撮影が難しい場合もあるでしょう。その場合は、映像が求めているクオリティに達しないといった結果を生んでしまいます。

アニメーション動画はデジタルな環境での映像制作が主流であるため、映像の修正が柔軟におこなえます。これにより、制作途中での調整や依頼主側のフィードバックにも対応しやすくなります。

また、アニメーションは映像の方向を柔軟に変更しやすいため、ターゲットや映像の利用用途に合わせた再編集も実写動画に比べれば比較的容易に実施可能です。

アニメーション動画のメリット

  • ユーザーに伝わりやすい
  • 映像表現の幅が広い
  • キャラクターが使用できる
  • 映像の全体の流れを把握しやすい
  • コストを抑えやすい
  • 映像修正・映像の方向の軌道修正・映像の再利用がしやすい

こうしたメリットを持つアニメーション動画は、マニュアルやサービス紹介とも相性が良いと言えるでしょう。前述のとおり、コストを抑えやすいアニメーション動画には、実写と比較して低コストで制作しやすいというメリットもあります。

具体的には、実写の撮影にかかる、撮影料、キャスティング料、機材費、スタジオ代など、予算のコストを抑えられます。

ただし、フルアニメーションやオリジナルイラストの書き起こしが必要な動画の制作など、場合によってはコストが高くなることもあります。

こうした費用を抑えるために、動画作成ツールやアプリなどに内蔵されるテンプレートのを使用を検討するのも、時には必要です。

アニメーション動画のもつメリットをよく理解し、その効果を引き出すことで実写動画にはない独自性のある、訴求力の高い動画制作をおこなえます。

動画の制作に取り掛かる際はこの章を読み返していただき、アニメーション動画の強みを存分に発揮した動画となっているかをチェックしましょう。

企業の動画活用事例と料金目安(CINEMATO制作事例)

ここでは、実際に制作したアニメーション動画を参考に、それぞれの費用感をご紹介します。

弊社が動画制作に携わった担当範囲と参考価格を記載していますので、動画制作の予算組みの参考にご活用ください。

株式会社Take Action様 THANKS GIFT

商品・サービスのアピールポイントが多いほど、それを紹介する動画は尺が長くなりがちです。しかし、冗長な動画は時に視聴者を飽きさせ、多くの途中離脱を生みます

そこで本動画ではテンポ良くシーンを切り替え、テキストには色や動きをつけることで視聴者が自然とアニメーションを目で追ってしまう仕掛けを作っています。

2分30秒程度
動画制作担当範囲 ・企画
・編集
・音楽制作

参考金額 70-90万円

東京海上アセットマネジメント株式会社 宇宙関連株式ファンド紹介

本動画事例では、実写では表現しづらい内容を3Dアニメーションで訴求。ビジネスに関するデータを数字を用いて、わかりやすく訴求しています。

4分程度
動画制作担当範囲 ・企画
・編集
・音楽制作

参考金額 100-150万円
(尺が非常に長いのと、一部3D表現があるため)

独立行政法人中小企業基盤整備機構 WEBeeCampus紹介

視聴者に最後まで見てもらうためには、飽きのこない映像表現がポイントです。映像を極力動かすことで動画にスピード感が生まれ、離脱を防ぎやすくしました。

1分30秒程度
動画制作担当範囲 ・企画
・イラスト作成
・編集

参考金額 70-90万円

以上、アニメーション動画の事例と、それぞれの料金目安をご紹介しました。表をご覧いただいてわかる通り、弊社の動画制作サービスでは「尺」や「作業担当範囲」など、お客様からのご依頼に柔軟な対応が可能です。

そのため動画制作の費用は1本1本異なります。より細かく料金を知りたい場合には、ぜひ一度お問い合わせください。

続いては、アニメーション動画を1本作るのにかかる料金の相場やその内訳を確認していきましょう。

料金相場と費用内訳

アニメーション動画の料金相場を見ていきましょう。

1本のアニメーション制作にかかる費用料金相場は50万円~90万円です。ただし、動画制作費用は条件によって大きく変動します。

例えば、動画の長さや映像の種類、編集にかかる工数などが考慮されます。

続いては、その内訳を確認しましょう。

アニメーション動画制作の費用内訳

アニメーション動画の制作にかかる費用の内訳は以下の通りです。

企画構成費 5-30万円
プロデューサー費 10-50万円

ディレクター費 10-50万円
イラスト作成 5-50万円
オフライン編集 10-50万円
オンライン編集 5-50万円
ナレーション 5万円
BGM,SE 5-15万円

表のようにアニメーション動画の長さにより企画や編集、ナレーション、BGMなどの料金が変動します。

この中で費用を抑えやすいのは、イラスト作成費です。その理由を確認しましょう。

アニメーション制作の費用を抑えるポイントは、既存イラスト購入

アニメーション動画のイラスト作成には「既存の素材を購入する」・「新規で素材を制作する」の2つのパターンがあります。

結論、料金を抑えるのに有効なのは、既存の素材を使用することです。

では「既存の素材を購入する場合」と「新規で素材を制作する場合」それぞれの相場を確認していきましょう。

既存の素材を購入する場合

専門サイトからイラスト素材を購入し、アニメーション動画を制作する方法です。素材は購入するだけで済むため、イラストを書き起こすのにかかる時間や料金を削減できます。

既存素材を使ってアニメーション動画を制作する場合、1本あたりの料金相場は約50万円。
代表的な表現方法は、以下のようなピクトグラム動画です。


※CINEMATO制作動画

新規で素材を制作する場合

イラストレーターへオリジナルのイラスト作成を依頼する方法です。1枚1枚書き起こすため、自由な表現やブランドに合わせたテイストのイラストを実現できます。

オリジナリティの高いアニメーション動画を制作できる反面、料金が高くなる傾向にあります。

新規で素材を制作してアニメーション動画を制作する場合の料金相場は80万円〜90万円。

オリジナルイラストを使う表現方法では、以下のような動画に仕上がります。


※CINEMATO制作動画

既存イラスト・書き起こしのイラストは、どちらが良いという訳ではなく、動画の目的や予算に合わせて制作することが重要です。

以上、動画制作会社に依頼した場合の相場を紹介しました。

関連記事
アニメーション動画の料金相場を徹底解説。【費用を抑えるコツ】

アニメーション制作のスケジュール

動画を用いて企業や製品のプロモーションをおこなう際、そのスケジュール管理が重要であることは言うまでもありません。

ここでは、動画制作会社にアニメーション動画を発注した場合の、依頼から納品までのスケジュールを把握していきましょう。

一般的にアニメーション動画の制作期間は、依頼から納品まで約1か月半と言われています。動画の公開予定時期から逆算して、スケジュールを組み立てましょう。具体的な動画制作の流れは、下記の通りです。

アニメーション動画制作依頼の
スケジュール

  1. キックオフMTG(ミーティング):1日
    動画制作の意図や目的、今後のスケジュールとタスクをすり合わせします。
  2. シナリオご提出:3-5日
    キックオフMTGの内容をもとに作成した、動画シナリオの台本を提出します。
    アニメーション素材を「既存の素材を使用するのか」「新規で素材を制作するのか」といった提案を含みます。
  3. シナリオFB(フィードバック):1-2日
    動画シナリオの台本をご確認いただきます。
  4. 絵コンテ提出:5-7日
    シナリオの台本に、絵コンテ(イラスト)をつけて提出します。
    多様な表現方法で、イメージを具現化していきます。
  5. 絵コンテFB:1-2日
    制作した絵コンテをご確認いただきます。
  6. 初稿映像提出:5-7日
    編集を施し、出来上がった映像を提出します。
  7. 初稿映像FB:1-2日
    初稿を確認いただき、依頼当初の動画イメージに近づけるため細かい編集の調整を行います。
  8. 二稿映像ご提出:3-5日
    初稿映像でのFBを反映した修正稿を提出します。
  9. 二稿映像FB:1-2日
    修正稿を確認いただきます。
  10. BGMご提出:3-5日
    作成したBGMを提出します。
  11. BGM FB:1-2日
    曲が映像に馴染むか、動画イメージに沿うかという観点でご確認いただきます。
  12. ナレーション収録:1日
    収録したナレーションをご確認いただきます。
  13. アニメーション動画納品
    一般的な制作期間は約1ヶ月半です。
    依頼する内容により変動がありますので、お問い合わせ時に確認しておきましょう。

上記のスケジュールは、動画制作会社への発注が決まった後からです。場合にもよりますが、お問い合わせ、商談、提案、契約と発注までには、半月から1ヶ月ほどかかります。

社内稟議が通らないなどのリスクも考えられますので、制作スケジュールには余裕を持って依頼しましょう。

中には「動画制作を依頼したいが予算が限られている」「自作でアニメーション動画を制作できないだろうか」と考える担当者様もいらっしゃるかもしれません。

そこで次は、アニメーション動画は自作可能か。また、アニメーション動画を自作した際のメリット、デメリットをご紹介いたします。

作り方は簡単?アニメーション動画は自社で内製可能か

今までアニメーションと言えば、基本的に動画プロダクションのプロしか作れないのが一般的でした。最近では、アニメーション動画を簡単に作れるツールが登場し、誰でも自作可能になっています。

しかし、誰でも作れるとはいえ、動画のクオリティは大丈夫?と心配になる方もいらっしゃるかと思います。

アニメーション動画を自作するメリット、デメリットを確認していきましょう。

vyondソフトなど動画編集ツール・アプリで自作するメリットとデメリット

自作するなら「vyond」のような簡単にアニメーション動画を作成できるツールを使います。

YouTubeでよく見るアニメーション動画は「vyond」などのツールを使って制作しているものがほとんどです。

メリット

自作するメリットは、低コストかつスケジュール調整が楽であることです。かかるコストは、ツールの使用料と人件費。また、外部とのスケジュール調整が不要で、短期間かつ社内で柔軟に対応できます。

デメリット

アニメーション動画を自作するデメリットは、動画の質が担保されないことでしょう。質が良いというのは、単におしゃれな動画という意味ではありません。

売上拡大や研修の成功などのビジネス用途が目的の場合、「効果がでる動画」が質の高い動画です。

たしかにツールはテンプレートが充実しており、制作が簡単です。ただ良い動画を作るのに重要な「企画」「構成」「演出」等のノウハウは、担当者が学ぶ必要があります。

また、初心者がアニメーション動画を作るとなると、負担は相当大きなものとなります。編集の経験がなければ動画知識、ツールの使い方などのインプットに時間がかかったり、細かな修正依頼に対応するのも大変です。

クラウドソーシングでクリエイターに依頼するのもあり

自作する以外の方法では、「クラウドワークス」などのクラウドソーシングで、動画クリエイターへ依頼することもできます。クリエイターにもよりますが、多くの場合「vyond」などのツールで作成しています。

自社でツール契約の必要がないほか、ツールの操作などに慣れているのでスムーズに動画を制作してくれます。

注意点としては、クリエイターのスキルがバラバラだということです。制作のプロが独立して登録している場合や、動画制作を始めたばかりのクリエイターまでいますので、慎重に選びましょう。

また、自作する場合と違い、スケジュール調整などの業務が発生することにも注意が必要です。

ビジネスで使用ならアニメーション動画制作実績の豊富な制作会社への依頼が安心

ビジネス目的でアニメーション動画の制作を検討している場合は、実績豊富な動画制作会社に依頼するのがおすすめです。質の担保やリスク管理など、企業が依頼する上で安心の環境が揃っています。

また、動画制作は、目的の整理、打ち出すべき内容の整理、どういう表現をすれば効果がでやすいのか。豊富な経験で企業がイメージする動画を、即座に形にしてくれます。

費用の面は、費用対効果で考えましょう。例えば、動画自体の費用が安くても、商品を購買してくれる数が少なければ労力がかかるだけです。反対に効果が高ければ、十分コストを回収できます。

以上、アニメーション動画を自分で作成するメリット、デメリットをご紹介いたしました。

繰り返しになりますが、アニメーションの自作は簡単になりました。ただ、依頼先を選ぶには、コスト以外にも労力やリスク管理など、様々な面を考慮して検討しましょう。

まとめ

本記事ではアニメーション動画の種類や事例、相場、メリットや制作フローまで詳しく解説してきました。

低コストでユーザーに情報が伝わりやすいアニメーション動画は、動きやテロップ、音声など多彩な表現が可能です。WEBCMなどビジネス用途の企業様は、アニメーション動画を候補にしてみてはいかがでしょうか?

もしすでにアニメーション動画をご検討中なら、お気軽にCINEMATOにご相談ください。コンサル出身で動画制作経験の豊富なメンバーが、貴社に最適なアニメーション動画をご提案いたします。

弊社のアニメーション動画のこだわりや実績は、下記のボタンからご覧いただけます。ぜひご覧いただけますと幸いです。ここまでご覧いただき誠にありがとうございました。

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この記事の監修者
塩口 哲平
株式会社EXIDEA 取締役副社長。動画制作サービスCINEMATOの事業責任者。
新卒でデロイト・トーマツグループに入社。その後、株式会社プルークスを共同創業、取締役に就任。大手、メガベンチャー企業を中心に多数のwebマーケティング・プロデュースを手がける。
2017 youtube ads leaderboard下期受賞経験を持つ他、2018年アドテック関西へスピーカー登壇。
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