動画を一から作るのは大変。ただ、素材があれば動画制作を一からせずとも、少し加工するだけでクオリティの高い動画を作ることが可能です。
しかし、以下のようにお考えの方が多いと思います。
「動画制作用の素材を選ぶときに見るべきポイントは?」
「無料の素材サイトはどこがおすすめなの?」
「商用利用できるサイトが知りたい」
そこで、この記事では「フリー素材を利用する際に注意したいポイント」や「動画制作に役立つ無料素材サイト」「商用利用可能な素材サイト」を紹介します。
どの素材サイトを使用すればいいか迷っているのであれば、この記事で紹介するサイトを一度お試しくださいませ。
それでは、まずは素材サイトを使う際のポイントを確認していきましょう。
目次
【動画制作用】フリーサイトを利用する際のポイント5つ
動画制作用のフリー動画素材サイトは、ネット上に数多く存在しています。しかし、注意点を守らず素材サイトを使用するとトラブルになることも。
この記事では「素材サイトを選ぶ上でどこに注目すべきなのか」5つのポイントをお伝えいたします。
利用規約を確認する
サイトにフリー素材と書かれていても、商用利用可能(著作権フリー)ではない場合があります。
商用利用する場合は、利用規約で以下の3点を確認しましょう。
- 商用利用可能か
- 改変(素材の編集)が可能か
- クレジット表記が必要かどうか
次の項目で、それぞれ詳しくお話しいたします。
商用利用が可能か確認する
商用利用可能とは「素材を使って営業活動することを許可する」ということです。つまり、素材を使用して収益が発生しても問題ないという意味です。
さらに具体的に言うと、「商用利用可能」とは、広告、プロモーション、企業サイト、YouTube収益化などに利用できることを指します。
ただし、「商用利用可能」と記載されていても、すべての用途が無条件に許可されているわけではありません。多くの素材サイトでは、以下のような利用が制限・禁止されている場合があります。
- ロゴ・商標・ブランドの一部としての使用
- 素材そのものを主目的とした再配布・販売
- 医療・金融・政治・アダルトなどのセンシティブな用途
- AI学習・生成AIのトレーニングデータとしての利用
実務で利用する場合は、「商用利用可」という表記だけで判断せず、必ず各素材の利用規約・禁止事項まで確認することが重要です。
収益が発生する動画は商用に当たるため、お金が関与する場合は必ずこの項目を確認しましょう。
素材の動画編集が可能であるか確認
商用利用可能の動画素材でも、素材の改変(編集)をしてはいけないものがあります。
動画制作をする際に素材の切り取りや加工が必要になることが多いので、素材の編集が許可されているサイトを選びましょう。
クレジット表記が不要か確認する
クレジット表記が必要かどうか確認しましょう。
クレジット表記とは「素材を提供している人や団体名を明記すること。」このクレジット表記を行わないと罰金が発生することがあります。
※より正確には、クレジット表記が必要な素材にもかかわらず規定を守らずに使用した場合、利用停止の要請や、損害賠償請求などの民事上のトラブルに発展する可能性があります。素材サイトごと、または素材ごとに条件が異なるため、「クレジット表記が必要かどうか」は必ず利用前に確認しましょう。
動画の場合は最後にクレジットを紹介する時間を設けて、音楽や画像の提供元、モデル、制作者などの情報を載せることが一般的です。
画質のばらつきに注意
同じ動画素材サイト内でも、素材ごとに画質のバラツキがあることがあります。
素材をダウンロードする前に、サンプルムービーなどで動画の画質をしっかりとチェックしておきましょう。
2025年現在の動画制作で注意したい最新トレンド
素材サイトを選ぶ視点として、近年重要性が増している「AI」と「縦型動画」についても触れておきます。
生成AI素材の増加と注意点
近年、Adobe Fireflyをはじめとする生成AIの普及により、PixabayやPexelsなどの素材サイトにもAI生成素材が多く含まれるようになっています。
AI生成素材は便利な一方で、「著作権の解釈が国・プラットフォームごとに異なる」「商用利用や二次利用の範囲が明確でないケースがある」といったリスクも存在します。
企業案件や広告用途では、AI生成素材かどうかを確認し、必要に応じて除外して検索することをおすすめします。
縦型動画(9:16)素材への対応
現在の動画マーケティングでは、YouTube Shorts、TikTok、Instagram Reelsなどの縦型動画(9:16)が主流になっています。
素材サイトを選ぶ際は、「縦型動画素材が用意されているか」「縦型前提で使いやすい構図か」といった点も確認すると、編集工数を大きく削減できます。
【動画制作で人気】商用利用可能な素材サイト
この章では、無料かつ商用利用可能な素材サイトを3つ紹介します。
Pixabay

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おしゃれな動画を探している人におすすめ
海外のおしゃれな素材を数千本以上提供しているため、自分の好みに合ったおしゃれ素材が見つかります。
しかも、それらの素材はクレジットの掲載や許可は不要です。
【注意点】多くの素材はクレジット表記不要ですが、人物が写っている素材の場合は、肖像権(モデルリリース)の有無に注意が必要です。特に広告・採用・企業サイトなどで使用する場合は、モデルリリースが明示されているか、特定の人物や企業を想起させる使い方になっていないかを事前に確認することをおすすめします。
Pexels

Pexelsの公式サイトへ
自分のイメージに近い動画をすぐ見つけたい人におすすめ
Pexelsの機能の一つに「似た動画素材を探してくれる」機能があります。自分が選んだ動画素材に似ているものを多数提案してくれるため、自分がイメージしている動画を探しやすいです。
また、Pexelsでは「色ごと」の検索など独自の検索方法を用意しています。これらの優れた機能によって、比較的短時間で自分の欲しい動画に近いものを見つけることができます。
さらに、クレジットの掲載や許可は不要です。また、近年は縦型動画(9:16)の素材も充実してきており、SNS向けの動画制作にも重宝します。
【エフェクトに使える】無料素材サイト
この章では予めエフェクト加工されている動画素材サイトを2つ紹介します。
エフェクトと言われると、初心者には扱うのが難しそうと感じる方がいるかも知れません。しかし、今から紹介するサイトの素材は少し加工するだけで良いので、初心者の方でも簡単に使用できます。
しかも、どちらも商用利用可能な無料素材サイトのため、非常におすすめです。
YouTuberのための素材屋さん

YouTuberのための素材屋さんの公式サイトへ
初心者から上級者までおすすめ
この無料サイトには、初心者でも使いやすいエフェクトが沢山あります。エフェクト動画の幅も広く、アニメーションやCGの素材まで存在します。
しかも、全てのエフェクト動画が無料・商用利用可能です。
【音声サンプル】無料素材サイト
この章では、無料・商用可能かつ音声素材数が多いサイトを2つ紹介致します。
効果音ラボ

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音にこだわりたい方におすすめ
このサイトの特徴は、豊富な効果音の種類です。自然の音や機械音、戦闘音までダウンロードすることができます。
その他に声素材もあるのですが、その素材は声優を起用して録音しているため品質が高いです。その品質の高さから、プロの音響がこのサイトを使用することもあります。
これほど優れた素材サイトにも関わらず、クレジット記載不要・商用利用可能です。現在でもYouTuberや企業動画で第一選択肢となる非常に信頼性の高いサイトです。
DOVA-SYNDROME

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様々な音の素材を探したい方におすすめ
DOVA-SYNDROMEのすごいところは、1200種類以上の音声素材があることです(現在はさらに増え、数万点規模の膨大なライブラリとなっています)。このサイトは有料にはなりますが、ナレーションを依頼することも可能です。
また、クレジット記載不要で商用利用可能なのも有難いポイントです。
【重要・利用時の注意】DOVA-SYNDROMEは非常に便利なサイトですが、**楽曲ごとに作曲者が個別に利用規約を設定している点**に注意が必要です。
作曲者によっては、「クレジット表記が必須」「企業利用・広告利用は要相談」「使用報告が必要」といった条件が設定されている場合があります。
必ず「サイト全体」ではなく「各楽曲ページの利用規約」を確認してから使用しましょう。
【商用利用可能】一部無料で使える高品質な素材サイト
この章では、商用利用可能かつ使い勝手のよい素材サイトをご紹介いたします。
Adobe Stock

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高品質で豊富な素材が魅力的
Adobe Stock(アドビストック)は、ロイヤリティフリーで高品質な写真や、イラスト、ビデオ、音楽などの素材を2億7000万点以上も揃えています。
優れた検索機能や、アドビ社が提供するクリエイティブツールのPhotoshop、Illustrator、Premiere Proなどの主要なアプリケーションとの連携機能も魅力的です。
基本は有料サービスですが、今なら10点まで無料です。
※現在、Adobe Stockは無料体験期間や無料素材コレクションが用意されている場合があります。キャンペーン内容は時期によって変動するため、最新情報は公式サイトで確認することをおすすめします。
より高品質な動画を制作したい方向けの素材サイト
さらに一歩進んで、他と被らない高品質な動画を作りたい方におすすめのサイトも2つ追加でご紹介します。
MotionElements
アジア特化・日本人素材が豊富
日本人モデルや日本の風景素材が多く、Premiere ProやAfter Effectsのテンプレートも非常に充実しています。「無制限プラン」がありコストパフォーマンスに優れています。
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Artlist / Epidemic Sound
音源被りを避けたい方におすすめ
YouTubeなどで「他の人とBGMが被りたくない」という場合に選ばれているサブスクリプション型サービスです。クオリティが非常に高く、現在の動画制作現場のスタンダードになっています。
まとめ
いかがだったでしょうか?おすすめの動画素材サイトをまとめると、以下の通りです。
- Pixabay
おしゃれな動画を探している人におすすめ - Pexels
自分のイメージに近い動画をすぐ見つけたい人におすすめ - Adobe Stock
豊富な素材や優れた検索機能による業務の効率化をしたい方におすすめ
- YouTuberのための素材屋さん
動画制作の経験があまりない方におすすめ
- 効果音ラボ
音にこだわりたい方におすすめ - DOVA-SYNDROME
様々な音の素材を探したい方におすすめ(※曲ごとの規約確認必須) - Artlist / Epidemic Sound
高品質で被りにくい音源を探している方におすすめ
- MotionElements
日本向け素材やテンプレートを活用したい方におすすめ
以上のサイトの中に、使えるサイトが見つかれば幸いです。
ここまで記事を読んで下さって、ありがとうございました。
よくある質問(Q&A)
動画素材サイトで人気なサイトは何ですか?
- Pixabay
おしゃれな動画が多い - Pexels
イメージに近い素材が見つかる - Adobe Stock
豊富な素材や優れた検索機能による業務の効率化をしたい方におすすめ
エフェクトに使えるおすすめ素材サイトは何ですか?
- YouTuberのための素材屋さん
初心者でも使いやすいエフェクト素材が多い
音声素材に使えるおすすめ素材サイトは何ですか?
- 効果音ラボ
音にこだわりたい方におすすめ - DOVA-SYNDROME
効果音の素材をたくさん見たい方におすすめ
素材サイトを選ぶ際の注意点は何ですか?
- 著作権
商用利用可能か、各サイトの利用規約から確認しましょう。特に生成AI素材や人物素材の権利関係には注意が必要です。 - クレジット表記
素材の提供に関わった人や団体の名前を書くことを義務付けられる場合があります。これを守らないと民事上のトラブルや罰金が発生する可能性があるので、利用規約から確認しましょう。 - 商用利用
収益目当てに素材を利用して良いのかどうか、確認してから素材を使用しましょう。ロゴ利用やセンシティブ用途などの禁止事項も要確認です。 - 素材の編集
素材を編集していいのかどうか、利用規約から確認しましょう。 - 画質
フリー素材だと、画質が良くないことも。サンプルを見てダウンロード前に確認しましょう。