インタビュー動画の企業制作事例を通じて、活用シーン・撮影・編集のコツ・費用相場を解説します。
インタビュー動画は出演者のリアルな声を映像で伝える手法で、広報・採用・ブランディング・販促・マーケティングなど幅広い用途で活用されます。テキストや静止画と比べて信頼感・納得感を高めやすく、購買促進から採用活動まで利用する企業も増えています。
本記事では私たちCINEMATO(シネマト)が実際に制作したインタビュー動画の事例8選を紹介するほか、インタビュー動画の種類・メリット・撮影のコツ・編集方法・費用相場まで解説します。インタビュー動画の制作を検討中の方は、参考にしてください。
- インタビュー動画の目的と企業事例
- 企業がインタビュー動画を活用するメリット
- インタビュー動画制作のコツと外注時の料金・費用の相場
目次
インタビュー動画の活用シーンと種類
インタビュー動画とは、インタビュー風景を撮影・編集した動画です。この章では、インタビュー動画の3つのタイプを紹介します。
- 会社紹介型インタビュー動画 [目的:広報・PR]
- 社員インタビュー動画 [目的:採用]
- ユーザーインタビュー動画 [目的:購買促進・ブランディング・マーケティング]
各タイプのインタビュー動画の利用シーンや、期待効果を理解することで、動画プロモーションの選択肢を広げましょう。
会社紹介型インタビュー動画 [目的:広報・PR]
会社紹介インタビュー動画は、主に営業・広報IR・企業ブランディング目的で制作されます。インタビューを通じた会社紹介動画は、事業内容や沿革が伝わりやすいのが特徴です。
自社の事業で解決したい課題や市場環境、それに対するアプローチ方法など、事業概要や組織のビジョンへの理解・共感を得たいと考える企業様にもおすすめです。
なぜ事業を行っているのか・どのような未来を実現したいのかといった内容に触れる、経営者中心の会社紹介インタビュー動画なら、営業や広報活動に加えて社内のエンゲージメントを高める効果も期待できます。
社員インタビュー動画 [目的:採用]
社員インタビュー動画は、主に採用活動での利用を目的に制作されます。
採用を目的とした動画の中では、会社・事業の内容を紹介するものはもちろん、社長や社員のインタビューを通して思いや心情を語るのも効果的です。
就職先を決める上で求職者にが重視するのは、企業理念やカルチャー、そして働く社員で、企業がそれらをどれだけ魅力的に語れるかが採用活動でも重要です。求職者と社員が直接会話ができない採用環境でも、インタビュー動画を通して社員の声を伝えることで、質の高い会社紹介が可能です。
また、インタビュー動画を利用して社員の1日に密着し仕事内容や働き方を見せたり、カルチャーを伝えることで入社前後のギャップを埋め、採用ミスマッチの防止効果も見込めます。
ユーザーインタビュー動画 [目的:購買促進・ブランディング・マーケティング]
お客様・ユーザーインタビュー動画は、主に購買促進やブランディング・マーケティング目的で制作されます。インタビュー動画は、車やパソコン、企業向けサービスなど、価格が高く購入検討期間が長い商材の紹介におすすめです。
商品・サービスに興味を持ったユーザーが「どんな機能か」「料金はいくらか」などを検索し、その商品が自分にとって魅力的だと知った次にする行動が、口コミの調査です。
口コミを調べる理由は、購入後の「期待と違った」といった失敗を防ぐためで、実際に購入したユーザーのリアルな意見を参考にしたいからです。
テキストの口コミは、本当にユーザーが言ったことか不安になる方もいますが、インタビュー動画を活用すればリアルな声であることがわかり、信頼を獲得しやすくなります。動画で利用シーンを見せれば、購入後のイメージもわき、購買意欲がわく効果も期待できます。
以上、インタビュー動画の活用用途を紹介しました。
次は、実際にどんなインタビュー動画が作られているか、実例を紹介します。
インタビュー動画の事例8選【CINEMATO制作実績】
CINEMATOがこれまで制作したインタビュー動画の制作実績を紹介します。
「こんなかっこいいインタビュー動画を作りたい」と、皆さまが参考にしたくなるようなインタビュー動画の事例を選びました。もちろん、ただかっこいいだけではなく、目的や用途を踏まえて企画・構成を作成している質の高いインタビュー動画です。
映像のポイントも解説しますので、インタビュー動画の制作を検討中の方はぜひ参考にしてください。
会社紹介型事例:freee株式会社様
| 動画導入目的 | 広報・IR |
|---|---|
| 事例解説 | freee株式会社の事業特性や強み、今後の市場成長、カルチャーなどを中心に、わかりやすく紹介している会社紹介インタビュー動画の制作事例です。広報・IR目的で動画を制作する際に重要なポイントは、信頼の醸成です。会社紹介動画で経営者自らが、実績やビジョンに対する想いを語るストーリー設計で、共感を呼び信頼性の醸成を狙います。 |
社員インタビュー型事例:株式会社EXIDEA
| 動画導入目的 | 会社紹介・採用活動 |
|---|---|
| 事例解説 | 求職者に会社の雰囲気や想い、こだわりが伝わるよう、事業・組織で大切にするキーワードや企業のコアバリューをインタビューに散りばめています。社員の想いを最大限引き出し、ストーリーや言葉選びにこだわり、仕事への取り組み方や覚悟が伝わる映像を制作しています。 |
社員インタビュー型事例:株式会社Game With様
| 動画導入目的 | 採用活動 |
|---|---|
| 事例解説 | ゲーム情報等のメディア事業を運営している株式会社Game With様の採用動画です。会社のミッション・カルチャーや働いている人を紹介するインタビュー動画を制作することで、「どのような会社なのか」が伝わるような動画を目指しました。インサートカットを多く挿入することで、インタビュー内容をより具体的にイメージしやすい演出にしています。 |
ユーザーインタビュー型事例:株式会社ENERGIZE様
| 動画導入目的 | 販売促進 |
|---|---|
| 事例解説 | セムコ社が提唱するセムコスタイル経営をコンサルティングパッケージにまとめたCMP(チェンジメーカープログラム)の紹介動画です。サービスの紹介促進、LP内でのCVR向上を目的とし、「社員の主体性を軸に事業を発展させたい」というニーズの裏にあるインサイト「本当に社員が変わっていくか」という不安を解消するような動画を制作しました。冒頭で経営者のインサイトを突くインタビューを入れ、経営者の不安解消を図っています。 |
ユーザーインタビュー型事例:株式会社ポテパン様
| 動画導入目的 | プロモーション・販売促進 |
|---|---|
| 事例解説 | 多数のエンジニア排出実績があるプログラミングスクール「POTEPAN CAMP」のプロモーション動画です。「こんな自分でも大丈夫?」と、エンジニアになりたいが一歩踏み出せないユーザーをターゲットに、ハードルを下げるインタビュー動画を制作しました。スクール利用者の生の声(共感エピソード、一歩踏み出すきっかけ、選んだ理由、今後のキャリアなど)をインタビュー形式で表現することで、自分でも大丈夫と感じてもらう構成がポイントです。 |
ユーザーインタビュー型事例:freee株式会社様(ブランディング)
| 動画導入目的 | ブランディング |
|---|---|
| 事例解説 | freee株式会社が提供するクラウド会計ソフトfreeeをエンタープライズ向けにブランディングするため制作したユーザーインタビュー動画の制作事例です。多くの企業に出演いただく形式ではなく、株式会社GA technologies様に出演いただき、1社深堀り形式を採用。これにより、プロダクトへの信頼と愛着を醸成することを狙っています。グラフィック編集を採用し、プロダクトを活用するメリットを理解しやすい点もポイントです。 |
番外編事例:freee株式会社様(経営者インタビュー)
| 動画導入目的 | ブランディング |
|---|---|
| 事例解説 | 経営者の裏側ぶっちゃけ話を思考のヒントにするをコンセプトに掲げた「経営者の裏側」インタビュー動画。「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げるfreee株式会社のYouTubeチャンネル内の動画制作事例です。経営の”裏側”をカメラの前で赤裸々に語ってもらう内容で、前半ではあえて顔を映さず、背を向けた状態でインタビューに応じてもらうビジュアルを採用しました。 |
導入事例インタビュー型:クラウドサーカス株式会社様
| 動画導入目的 | 営業受注率向上・事例インタビュー |
|---|---|
| 事例解説 | クラウドサーカス株式会社様の導入事例インタビュー動画です。第三者視点の評価を動画で伝えることで、商談時の信頼度・説得力の向上を目的に制作しました。クライアントがツールを導入した経緯ごとに複数パターンの動画を制作し、商談シーンに合わせた動画を営業現場で使い分けられる体制を整えています。予算を抑えながらも、インサート映像やアニメーションを活用して内容を補足し、質の高い仕上がりを実現しています。 |
以上、どんな場面で利用するのが効果的かも含め、私たちCINEMATOの制作実績からインタビュー動画の事例を紹介しました。
次章ではインタビュー動画を作る4つのメリットを紹介します。実制作では以下のメリットを引き出し、自社の目的達成のため効果的なインタビュー動画を目指しましょう!
インタビュー動画を作る4つのメリット
実在する「人」の声を通してメッセージを伝えるインタビュー動画には、他のタイプの動画にはないメリットがあります。インタビュー動画を活用するメリットは以下の4つです。
- 文章・静止画より印象に残りやすい
- 商品・企業の良さをリアルに表現できる
- 生の声を聞くことで信頼感が増す
- 映像に臨場感が出て、リアルな雰囲気が伝わる
1つずつ順番に解説します。
文字・静止画媒体より印象に残りやすい
映像・音声・言語を組み合わせて情報を伝達する動画媒体は、文字(テキスト)、イラスト(静止画)のみで伝える場合と比べ、印象に残りやすいメリットがあります。
1970年代に心理学者アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」では、話し手の言語情報と非言語情報(表情・声のトーンなど)が矛盾した場合、人は非言
語情報を重視する傾向があるとされています。
すべての情報伝達に当てはまる法則ではありませんが、人の感情や姿勢、価値観を伝えるインタビュー動画で、表情・声・間といった非言語情報が重要な役割を果たすことは、経験からも明らかです。そのため、インタビュー動画は「何を語るか」だけでなく、「誰が・どのように語るか」も含めてメッセージを届けられる点が強みです。
これら3つを組み合わせた「動画」媒体は、単一の情報のみを使った情報伝達と比べて印象に残りやすい上、短時間で多くの情報やニュアンスを直感的に伝えられる点が強みです。
インタビュー動画では、言葉そのものだけでなく、話し手の表情や声のトーン、間の取り方といった非言語情報も同時に伝えられるため、理解のしやすさや記憶定着の面で優位性があります。情報伝達に動画を用いることで視聴者に早く、印象深くメッセージを届けることができます。
商品・企業の良さをリアルに表現できる
インタビュー動画が持つ、他のタイプの動画にないメリットは、商品や企業の良さをリアルな表現ができることです。
かっこいい映像や面白いシナリオで構成されるプロモーションムービーを見て、その迫力に圧倒されても、企業の狙いが透けて見えることもあるでしょう。インタビュー動画を制作する際は、質問リストや全体の流れが事前にあったとしても、出演者の回答が指定されることはほぼありません。
そのため、インタビュー動画ではいわゆる「定番」の答えだけでなく、出演者の持つ考えを引き出すことができます。十人十色の個性を切り取ることで、視聴者にリアルな声を届けることが可能です。
生の声を伝えることで信頼感が増す
上記のようなリアルな声、飾らない受け答えは、視聴者の信頼にも繋がります。実在する人物が自身の言葉で話す姿を見ることで、その情報の信憑性は高まります。一方、文字や写真のみで作られた体験談は、どこか疑わしく感じるものです。
例えば、体験者インタビューの記事や広告を見て「この人物は実在するのか?」「販売する企業の社員が書いたのでは?」と疑ったことがありませんか?インタビュー動画なら出演者の言葉や表情とともに情報を伝えることができ、情報への信頼も高まります。
映像に臨場感が出て、よりリアルな雰囲気を伝える
インタビュー動画は、話し手が語る内容だけでなく、声・表情・ジェスチャー・服装などの情報を聴覚・視覚から取り入れられます。また、人だけでなく、背景の映像からも多くの情報を得られます。
上記の情報とあわせて、カメラワークや構成など映像技術面も工夫することで、まるでインタビュー動画の演者とその場で対話しているような臨場感も演出できます。
インタビュー動画は、会社説明会や採用コンテンツ、展示会やウェビナーなどのイベント系コンテンツで非常に効果的な手段です。
以上、この章ではインタビュー動画が持つ4つのメリットを紹介しました。
一方、インタビュー動画を作る際に、ただインタビューすればよいという訳ではありません。効果的なインタビュー動画の制作には、動画の目的を明確にし、紹介する事業や製品に合わせたシナリオ作成が不可欠です。
続いて、インタビュー動画を制作する際のコツを解説します。
インタビュー動画撮影を成功させる3つのポイント
インタビュー動画の目的やメリットを理解いただけたところで、インタビュー動画制作の話に移ります。
弊社がインタビュー動画を制作する際の作り方のポイントをお伝えします。自分たちで動画を作る場合や、動画制作会社に依頼する際の参考にしてください。
- 複数のアングル(構図)で撮影する
- 極力カンペは使わない
- ぶれの少ない映像を撮影する
動画撮影のコツ1:複数のカメラ・アングル(構図)で撮影する
インタビュー動画を1つのカメラで撮影すると、映像に抑揚がなくつまらない印象になりがちです。
弊社がおすすめしているのは、2台のカメラで撮影することで、複数のアングル(構図)でインタビュイーを捉えることができます。 (※インタビュイー:インタビューされる人)
2台のカメラで撮影すれば、複数の角度から映像を切り替えることができ、飽きのない動画の演出が可能です。結果として離脱率の減少効果も期待できます。
また別の方法として、4K対応のように高画質なカメラを利用する手法もあります。高解像度の映像を活かし、編集で映像を拡大縮小し、遠くから撮ったものと近くから撮ったもののように擬似的に動画の演出を変化させることも可能です。
動画撮影のコツ2:極力カンペは使用しない
インタビュイーがカンペを見ながら撮影することは、インタビュー動画の撮影でよくあることです。確かに、カンペがあれば一言一句間違えずに話せますが、完成した映像を見返すと、どうしても言わされている印象が出てしまいます。
一方、カンペなしで撮影されたインタビュー動画は、インタビュイーの素の状態を映すことができ、視聴者にも好印象です。
インタビュアーが動画のシナリオ構成を確認しながら、その内容を引き出す質問を問いかけることで動画の構成からもずれが少なく、インタビュイーの素の状態を撮影できます。
またインタビュー動画では、出演者が自然体で話せる環境づくりが重要です。近年では、カメラのレンズ前に原稿を表示できるプロンプターを活用し、目線を外さず自然に語りかける演出をするケースも増えています。無理に暗記させるのではなく、出演者の負担を減らしながら安定したクオリティを実現する手段として、機材やツールを柔軟に活用することもポイントです。
その分NGも出ますので、撮影時間は長めに取ることがおすすめ。何度か撮影する中で素の状態を反映したシーンを使えるよう工夫しましょう。
動画撮影のコツ3:ジンバルを利用しぶれの少ない映像を撮影する
ジンバルとはカメラに取り付ける回転台の一種で、動画撮影時の手ぶれを補正する機材です。
実写映像では撮影中の移動などの動きがあると手ぶれして見にくくなりますが、ジンバルの使用でぶれの少ない滑らかで美しい映像を撮影できます。ドキュメント風の映像など移動を伴う撮影で大活躍する機材です。
続いて撮影後の動画編集のコツも紹介します。
インタビュー動画編集を成功させる4つのコツ
撮影した映像を一本の動画にするには編集が必要です。インタビュー動画を目的や見せたいターゲットに合わせて編集しましょう。
- インサートカットを活用する
- テロップやグラフィックを入れる
- 要点をまとめ動画を短くまとめる
- AI・生成系ツールを活用する
動画編集のコツ1:インサートカットを活用する
インサートカットとは映像に他の映像やイラストを挿入して補足する編集方法です。インタビュー動画で、話だけでは分かりづらい点を画像や映像で説明・補足するために活用します。具体的には、以下の場面でインサートカットを使用します。
- 商品の購入促進を目的としたインタビュー動画で社員が商品を紹介していれば、動画の間に「商品映像」を組み込む。
- 採用を目的としたインタビュー動画で会社の雰囲気を社員が紹介していれば、動画の間に「オフィス風景」を組み込む。
インサートカットのポイントはストーリー性をもたせることです。
ただの説明・補足でなくストーリー性を持たせてインサートカットを挿入することで、内容を理解しやすくなり、記憶に残る動画になります。
動画編集のコツ2:テロップやグラフィックを入れる
インタビュー内容を視覚的に伝えるテロップやグラフィックを活用し、映像にメリハリや面白さを生み、視聴者の記憶に残るインタビュー動画とします。
人間は情報の約8割を視覚から得るため、耳からの情報だけでは記憶に残りづらく、インタビュー動画の効果を発揮できません。
テロップで情報を分かりやすく解説できるほか、音声が聞き取りにくい環境でも内容を理解しやすくなります。また、間違った情報を発信した場合も、テロップで情報修正が可能です。
動画編集のコツ3:要点をまとめ短くまとめる
時間をかけて制作した動画でも、正確にメッセージを届けられなければ意味がありません。そのため、動画制作の際は長めに撮影し、編集で短くまとめるのがおすすめです。
理由の1つに、視聴者の集中力という問題があります。あまりに長いインタビュー動画は最後まで視聴者の集中力が続かず、終盤の重要なメッセージに行き着く頃には「眺めているだけ」の状態になりかねません。インタビューのストーリー性を重視しつつ、動画は簡潔にまとめましょう。
ただし、動画の長さに正解はなく、目的やターゲットによって最適な尺は異なります。例えば、SNSや広告など認知拡大を目的とする場合は短尺動画が有効ですが、採用活動やブランディング、IR用途では、あえて10分以上の長尺インタビューが高く評価される場合もあります。
近年では、長尺インタビューを制作し、その中から印象的な発言を切り出して短尺・縦型動画として展開する「ワンソース・マルチユース」戦略も主流です。
動画を短く編集することをおすすめする理由の2つ目が、メッセージの明確さです。インタビュー撮影はアドリブも多いため、出演者がその考えに至ったエピソードトークが入り込んだり、時には話が脱線することもあるでしょう。
これをそのまま映像化すると、視聴者が「結局何が言いたかったのか?」という印象を持つ動画になりかねません。そのため、動画編集作業時には改めてインタビュー内容を振り返り、メインメッセージとして使用する部分とカットする部分を取捨選択する必要があります。
簡潔かつ理解しやすい動画を心がけることで、制作者側の意図が視聴者に正確に届きます。
動画編集のコツ4:AI・生成系ツールを活用する
近年では、インタビュー動画の制作現場でも生成AIや編集支援ツールの活用が一般化しています。
例えば、AIによる文字起こしを起点にした編集、テロップの自動生成、ノイズ除去や音質補正などを活用することで、編集工数を削減しつつ、一定以上のクオリティを安定して担保可能になりました。
これにより、制作期間の短縮やコストを最適化しながら、より本質的な「構成」や「ストーリー設計」に時間を割くことができます。以上、インタビュー動画の作り方のコツを撮影と編集に分けて解説しました。ここで紹介したコツやポイントを押さえて、見やすく伝わりやすいインタビュー動画を制作しましょう。
※さらに詳しい解説は、関連記事「インタビュー動画の作り方や制作方法~撮影・編集のコツ・機材・構成を解説」もご覧ください。
次章では、インタビュー動画の制作に必要な料金と期間について確認します。
インタビュー動画の費用相場と制作期間
インタビュー動画の制作を企業へ依頼した際の料金の相場と制作の流れを紹介します。動画制作の費用は、撮影方法や編集方法で大きく変化します。
以下で紹介するのはおおよその目安と捉え、実制作の際はまず制作会社に費用の見積もりを依頼しましょう。
制作の料金相場
インタビュー動画を制作会社に依頼する場合の料金は一本約50万円から150万円が相場です。
料金の相場に幅がありますが、撮影場所の確保や専門スタッフのアサイン、照明へのこだわりなどで変動します。目的や予算から逆算し、抑えられるところは抑えるのがおすすめです。
また、近年は撮影・編集・活用範囲をセットにしたパッケージ型の料金設計が主流です。例えば、「ライトプラン(短尺・簡易編集)」「スタンダードプラン(インタビュー+編集)」「ハイクオリティプラン(複数展開・ブランディング用途)」といった形で、目的に応じた料金が提示されることも増えています。
下記は、インタビュー動画の制作費用の詳細です。企画内容で変動しますので、あくまで目安として参考にしてください。
| 動画制作費用項目 | 費用相場 |
|---|---|
| 企画構成費用 | 5万円~30万円 |
| プロデューサー費用(1日撮影) | 30万円~100万円 |
| ディレクター費用(1日撮影) | 30万円~100万円 |
| カメラマン費用(1日撮影) | 5万円~10万円 |
| ライトマン費用(1日撮影) | 3万円~10万円 |
| 録音費用(1日撮影) | 3万円~10万円 |
| カメラ本体費用(1日撮影) | 5万円~15万円 |
| レンズ費用(1日撮影) | 3万円~10万円 |
| 照明機器費用(1日撮影) | 3万円~10万円 |
| スタジオレンタル費用(1日撮影) | 15万円~35万円 |
| ロケ地レンタル費用(1日撮影) | 10万円~25万円 |
| カラーグレーディング費用 | 10万円~30万円 |
| オフライン編集 | 10万円~30万円 |
| オンライン編集 | 5万円~10万円 |
| BGM、SE | 5万円~15万円 |
動画制作会社によって項目の料金も変わりますが、すべて込みでおおよそ50万円から150万円ほどとなります。
制作期間
インタビュー動画の制作にかかる期間は約1ヶ月です。
以下、動画制作の流れを簡単に紹介します。
- キックオフ
- インタビュー動画リスト構成台本の作成
- 撮影当日
- 動画編集
- 映像データチェック
- 動画修正
- 動画納品
制作会社が企業様を訪問し、ヒアリングを行います。
キックオフ内容を元に、全体の構成と撮影当日のインタビュー内容を提出します。
構成台本を元に、インタビューカットからインサートカットまで撮影します。
撮影した映像素材を編集します。ここでは、動画素材やグラフィックなどを使用する場合もあります。
編集した映像を確認します。
フィードバック内容を元に動画を再編集します。
修正した映像が制作会社から提出され、納品完了となります。
依頼したい内容のインタビュー動画の作成に必要な料金や期間などを詳しく知りたい場合は、動画制作会社への問い合わせがおすすめ。多くの動画制作会社が無料で見積もりに対応しており、まずは相談だけでも問題ありません。
インタビュー動画の制作についてよくある質問
インタビュー動画制作でよく寄せられる質問をまとめました。
インタビュー動画の制作費用はどのくらいかかりますか?
動画制作会社に依頼する場合、一般的に1本あたり50万円〜150万円が目安です。
費用は撮影場所(スタジオ・ロケ地)、スタッフ規模、編集のクオリティ、動画の尺や本数で変動します。フリーランスや小規模制作会社なら10万〜30万円で対応できるケースもあります。まずは予算と目的を整理し、複数の会社に見積もりを依頼することがおすすめです。
インタビュー動画の撮影・制作期間はどのくらいかかりますか?
一般的に企画から納品まで1〜2ヶ月が目安です。
キックオフ(ヒアリング)→ 構成台本作成 → 撮影 → 編集 → 確認・修正 → 納品という流れですが、撮影日程や修正回数で期間は前後するため、公開時期から逆算して早めの動き出しが重要です。
インタビュー動画を外注するメリットは何ですか?
撮影・音声・編集のクオリティを担保できる点が最大のメリットです。
インタビュー動画は照明・音声・カメラアングルなど技術的な品質が印象を大きく左右しますが、制作会社に依頼すれば機材・スタッフ・演出設計をまとめてプロに任せられます。また、プロのインタビュアーなら質問を引き出す技術もあり、出演者の本音や魅力を引き出した自然な動画に仕上がりやすい点も外注の強みです。
まとめ
本記事では社員やユーザーのリアルな声を視聴者に伝えるインタビュー動画についてCINEMATOの制作実績や事例も交えて解説しました。インタビュー動画は比較的安い費用で作成できる上、様々な用途で効果を発揮するのがメリットです。
- 会社紹介インタビュー
- ユーザー事例インタビュー
- 採用向けの社員インタビュー
商品やサービス購入の背中押しや、採用活動における会社に対する求職者の不安軽減などに、インタビュー動画はおすすめです。
商品やサービスに詳しいインフルエンサーや利用者、また会社の社員など、実際に現場にいる人のインタビュー動画を利用することで、納得感、安心感を演出できます。
インタビュー動画の制作をお考えなら、制作事例の豊富なCINEMATOにご相談ください。コンサル出身で動画制作実績の豊富なメンバーが、動画マーケティング視点で最適なインタビュー動画を提案します。
