こんにちは!広報PR担当の川原です。
今回は、クライアントインタビュー第2弾として「Cinemato(動画サービス)導入インタビュー」をお届けします!
今後も、EmmaToolsやCinematoを導入していただいているお客様の生の声を発信していくので、楽しみにしてください!
インタビューさせていただくのは、Fintech企業第1号案件として創業されたPolarify(ポラリファイ)様。
動画を導入した効果や、今後のマーケティング戦略に関してもお話していただきました。
それではご覧ください!
インタビュイー:小野様
インタビュアー:川原慶明(広報PR)
会社の遍歴や事業設立の背景
小野さん:
創業は、2017年4月の銀行法改正がきっかけです。法改正前は、出資規制があり立ち上げが難しかったのですが、法改正を機にFintechに関連する企業であれば出資規制なく立ちあげることができるようになりました。そこでFintech企業第1号案件として、Polarify(ポラリファイ)が創業されました。
川原:
Polarify(ポラリファイ)さんがFintech企業第1号なのですね。では、実際にどのようなサービスを提供されているのでしょうか?
小野さん:
現在、どのようなサービスを提供しているかと言いますと、Polarify e-KYCというスマートフォン上で撮影した本人確認書類と顔写真だけで本人確認が可能になるものです。
通常、口座開設をする際には本人確認書類を準備し郵送しますが、開設するまでに2週間ほど時間がかかります。
Polarify e-KYCではオンラインで本人確認を行うため、口座開設にかかる時間を大幅に短縮することが可能です。
さらに、事業主さんからすると、本人確認がオンラインで完結するため、これまでかかっていた転送不要郵便による本人確認が不要になり、配送コストが削減できるメリットがあります。
小野さん:
大きく2つあります。
1つ目は、セキュリティレベル。我々はSMBCグループということもあり、セキュリティの基準が金融機関と同じレベルです。金融機関はお客様の口座情報をはじめ、個人情報を取り扱っているため、堅牢なセキュリティを保持しています。それと同レベルのセキュリティを享受できる点が選ばれる1つ目の理由です。
2つ目は、UX/UIが優れている点。口座開設ページの使い勝手やトンマナなどのUX/UIが優れていないと、ユーザーさんは離脱してしまいます。私たちは、直感性に優れストレスなく使えるような設計にしており、かつ事業主さんごとにトンマナをカスタマイズできるため、そこが選ばれる2つ目の理由だと考えています。
動画を選択した理由とその目的
小野さん:
お客様にサービスを知ってもらうきっかけを作り、理解を深めるためです。そもそもサービス自体の認知がまだ低く、一般の方からすると聞いたことがなく、ちょっと難しそうという印象を与えてしまうのが実情だと感じます。
サービス内容はシンプルですが、聞いたことがないサービスをテキストで説明されると、ちょっと敬遠してしまう感覚ってあるじゃないですか。
そのハードルを超えたいなと思っていて。動画を使えば、短い時間で分かりやすくサービスを伝えることができて理解も深まると思い、取組みを始めました。
川原:
認知を広めるために動画で、ということですね。動画をはじめるにあたり、何か懸念点はありましたか?
小野さん:
ありました。分かりやすく伝えることが目的ではありましたが、果たして本当に伝わるのかは疑問でした。
私たちのサービスは、ニッチ商品ではあり、法的な問題も絡まっているので、発注先の企業さんにはその理解も深めてもらう必要があります。
法的観点も踏まえた私たちの商品の深い理解と、ユーザーさんへ分かりやすく伝えるという難しいお題をクリアできる企業さんを探していました。
他社との比較とEXIDEAを選んだ理由
小野さん:
マーケティング視点が一番優れていて、ここに任せれば大丈夫だという安心感からです。
冒頭でもお話した通り、動画制作は初めてだったので、発注先選びは慎重でした。そのため、4社ほど相見積もりをお願いし、各社と実際に商談の機会を設けさせていただきました。
他の企業さんだと、自社サービスのプラン説明で終わってしまうケースがあったり、プランそれぞれのクオリティの違いもよく分からないことがありました。話を聞く限り、実績はあるのだろうとは思いましたが、ただ動画を作って終わる気がして。
要は、Polarify e-KYCが他サービスと差別化できずに、動画を作ったことに満足して終わってしまうと感じたんです。
しかし、EXIDEAさんは動画を作るにあたり、どんなコンセプトで、どの層に対して届けるのか、デザインはこうした方がいいのではないか、と初回の商談時でお話してくださいました。また、事前に色々と調べていただいていることも感じました。
価格は他社さんの方が安かったですが、EXIDEAさんは質の部分では間違いないと思いましたし、何よりも金融業界の動画制作実績が豊富で安心感がありました。
動画の効果とさらなる高みへ向けて
小野さん:
できました。具体的には、動画を入れたページの滞在時間が30秒伸びました。また、展示会に出展した際に、制作いただいた動画を利用していますが、非常に感触が良いです。営業ツールとしても活用させていただいています。
川原:
早速効果を実感して頂いているようで大変嬉しく思います。では、今回の取組みを通じて、動画制作のメリットを挙げるとしたら何でしょうか?
小野さん:
興味関心の喚起に最適な施策だということ。すでに興味があり、購入・契約を検討している層に対しては、テキストコンテンツは非常に有効です。ただ、その層の母数は多いわけではなく、むしろ少ないはずです。
一方で、まだ商品を理解していない人、商品を知らない潜在層の母数は大きいですし、その層に対して、動画はとても優秀なツールだと感じることができました。
川原:
確かに、潜在層への訴求方法として、動画は優れていますよね。では今後、弊社に期待したいことはございますでしょうか?
小野さん:
年明けにWebサイトのリニューアルを実施する予定です。SEOの視点を含め、コンバージョンまでの導線設計やデザインのトンマナをきちんと設計したいと思っています。加えて、新たに動画を制作する可能性もあるので、その際にはご相談させていただきたいと考えています。
あとは、今回EXIDEAさんと初めてのお取組みでしたが、私たちの無理難題にきちんとお応えしていただき大変感謝しています。ビジネスは、最初の要件定義が非常に重要だと考えており、そこに齟齬が発生すると取り返しがつかない状況になってしまいます。
その意味で、最初から最後まで責任を持ち、全うしていただけたので、非常に満足しています。
今後の展望
小野さん:
Polarify e-KYCをスタンダードなサービスにしていきたいです。やるべきことは計画できているので、あとはそれをやるだけ。このサービスは、ユーザーさんも事業主さんも両者にとって必要不可欠になると思っているので、これからが楽しみです。